第154話
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「え…………」
「何だありゃ……?」
「アルセイユ……?い、いえ……形も微妙に違いますし……何より色が……」
巡洋艦を見たエリィとランディ、ティオは戸惑い
「嘘!?あの巡洋艦ってまさか…………!」
「エレボニア皇家専用高速巡洋艦にしてアルセイユU番艦の”カレイジャス”じゃん!何でアレがクロスベルに来ているんだ!?」
グレイスとヨナは驚きの表情で声を上げた。
「へ…………」
「エ、エレボニア皇家専用高速巡洋艦って…………」
二人の言葉を聞いたロイドとエリィが呆けたその時
「―――通信が来ているぞ、ワジ。”カレイジャス”からだ。」
端末を操作していたアッバスがワジに報告した。
「繋げてくれ。」
「わかった。」
そしてワジが指示をすると画面端末にヴィクターの顔が映った。
「――――”特務支援課”の諸君。こちら”カレイジャス”だ。私の名はヴィクター・S・アルゼイド。この”カレイジャス”の艦長を務めている者だ。」
「なっ!?ア、”アルゼイド”!?」
「エレボニア帝国のではあの”ヴァンダール”と並ぶ武門で有名な貴族の方がどうして…………」
「それにアルゼイド子爵と言えばあのカシウスさんと並ぶほど有名な”光の剣匠”…………!」
「”光の剣匠”だと!?オイオイオイ……!何でそんなエレボニアの大物がいるんだ!?」
ヴィクターの名乗りを聞いたリィンとエリゼは驚き、驚きの表情で呟いたエオリアの言葉を聞いたランディは声を上げ
「―――異名からしてとてつもない達人のようだな…………」
(クク…………画面越しにしか見えんが中々できそうな雰囲気を出しているようだの。)
セリカは静かな表情で呟き、ハイシェラは口元に笑みを浮かべた。
「―――ヴァイスハイト陛下より連絡が行ってると思うがこれよりトールズ士官学院特科クラス”Z組”が貴殿達の作戦行動の援護を開始する。」
「は、はい!話は聞いています……!貴方が代表者の方でよろしいのでしょうか?」
ヴィクターの話を聞いたロイドは頷いた後尋ねた。
「――――いえ、”Z組”の代表者はあたしよ。」
すると画面端末にサラの顔が映り
「サ、サラさん!?どうしてそこに……!」
サラを見たエオリアは驚いた。
「久しぶりね、エオリア。何でもあんた、”使徒”とかいう訳のわからない存在になったんだって?”氷の乙女”の事といい、ホント、世の中何があるかわからないわね〜。」
「アハハ…………私にも色々とありまして。けど、どうしてその件を知っているんですか?」
サラの話を聞いたエオリアは苦笑した後不思議そうな表情で尋ねた。
「
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