終章〜碧の軌跡〜 第153話
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は諸外国から本物の”国”として見られる事になるでしょうね。」
「ええ…………皇家の血というのは国の”王”になるには必要不可欠ですからね……」
「ったく、あのリア充王は…………とうとう本物のお姫様にまで手を出しやがって……!」
「う〜ん……皇女様と仲良くできるかな〜?」
「ハア…………よりにもよって”氷の乙女”がクロスベルの所属になるだと?…………今後はあの”氷の乙女”もクロスベルに何らかの形で関わってくる事を考えたら頭が痛くなって来たぞ………」
「”氷の乙女”といえば……エレボニア帝国にあるギルド支部の撤退に関する件で動いていたそうだし…………敵にしたら恐ろしいけど、味方にしたらとんでもなく心強いでしょうね。」
「アルフィン皇女を娶る事もそうだけど…………一体どうやって”鉄血の子供達”を自分の配下にしたんだろうな?話に聞く限り彼らは”鉄血宰相”に絶対服従を誓っているとの話だし……」
グレイスは笑顔で答え、目を伏せて呟いたカーリアンの言葉を聞いたエクリアは真剣な表情で頷き、ランディは溜息を吐いた後悔しそうな表情をし、フランは真剣な表情で考え込み、ダドリーは溜息を吐いた後疲れた表情をし、エオリアは苦笑し、リィンは不思議そうな表情で呟いた。
「まあ、女好きのヴァイスの事だから、実はその”氷の乙女”って女を抱いて骨抜きにしたんじゃないのかしら♪」
「ま、まっさか〜…………」
「滅茶苦茶すぎますよ…………第一敵だった相手にそんな短い間でどうやってそんな関係になるのですか……」
からかいの表情で言ったカーリアンの言葉を聞いたロイドは大量の冷や汗をかいて苦笑し、エリィは疲れた表情で呟いた。
「フフ、案外ありえるかもしれませんよ?どんな言葉にも惑わされないつもりだった私もロイドさんが私に向けた”たった一言”で身体だけでなく心も”奪われて”、決意も一瞬で崩壊してしまいましたし。」
「ちょっ、リーシャ!?」
微笑みながら言ったリーシャの言葉を聞いたロイドは慌て
「ええっ!?い、一体何が……!」
「全く…………局長のように多くの女性を侍らすとは…………ガイが知ったら嘆くぞ……」
「フフ、ガイさんだと逆に感心すると思いますけどね……」
ノエルは驚いて声を上げ、ダドリーは呆れた表情で溜息を吐き、セシルは微笑んだ。
「…………ロイド?まさかとは思うけど、リーシャさんとも既にそういう関係なのかしら?今の話からすると私が”初めて”だという話も嘘だったのかしら?」
「エリィ!?ないないない!女神に誓ってそれはないよ!」
そして膨大な威圧を纏ったエリィに微笑まれたロイドは慌てた後
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