外伝〜クロスベル警察”特務支援課”の情報〜後篇
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七耀教会”の裏組織をも超える事情持ちか。……確かにこうして”特務支援課”や奴等に協力する者達の経歴を見て見るとバレスタイン教官の言う通り、豪華すぎるメンバーだな。」
サラの説明を聞いたユーシスは鼻を鳴らして答え
「ど、どう考えても僕達の方が足手纏いに見えるよね……?」
「ああ…………教会の裏組織、最高レベルの遊撃士達に加えて世間にも知られている大事件を解決した立役者達…………あまりにも凄すぎるメンバーだな。」
不安そうな表情で呟いたエリオットの言葉にマキアスは複雑そうな表情で頷いた。
「フフ……あまりにも豪華すぎるメンバーでビビったかしら?」
不安そうな表情や複雑そうな表情をしているアリサ達を見回したサラは口元に笑みを浮かべて尋ねた。
「フン、確かに少々驚いたが、俺は俺だ。”アルバレア”の名に恥じない戦いをするだけの事。」
「私も”アルゼイド流”の一剣士として、恥じぬ戦いをするだけだ。」
「……今回限りの協力者達の経歴が凄い……ただそれだけ。戦場では誰が本当に役に立つかわからない。」
するとユーシス、ラウラ、フィーがそれぞれ静かな表情や決意の表情で答え
「…………それに俺達だってガレリア要塞やオルディス、ルーレで起こった大きな事件の解決の役に立った。」
「ま、”ブレイサーロード”達や”特務支援課”と比べるのはおかしいけど、僕達だって結構活躍したしね〜。」
ユーシス達に続くようにガイウス、ミリアムもそれぞれ答え
「君達…………そうだな。僕達は僕達だな……!」
「ええ…………!」
「みんなと一緒なら大丈夫だよ………!」
ユーシス達の様子を見たマキアス、アリサ、エリオットもそれぞれ決意の表情になった。
「フフ…………―――――では明日に備えてそれぞれ休みなさい!」
Z組の様子を見たサラは口元に笑みを浮かべた後号令をかけ
「はいっ!!」
サラの号令にZ組の面々はそれぞれ力強く頷いた。
そして翌日……サラを含めた”Z組”の面々はエレボニア皇家専用高速巡洋艦―――――”カレイジャス”に乗船した。
翌日、8:00――――
〜アルセイユU番艦・高速巡洋艦”カレイジャス”・ブリッジ〜
「――――それではアルゼイド子爵、お願いします。全員準備はできております。」
サラは”Z組”を代表して艦長席に座っているヴィクターを見つめて呟き
「承知した。―――――総員、これより目的地―――クロスベル市の湿地帯に向かう!なお、”メルカバ玖号機”と”メルカバ伍号機”の機影が見え次第、すぐに報告、並びに通信を開始!」
ヴィクターは号令をかけ
「イエス、キャプテン!!」
ヴィクター
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