外伝〜クロスベル警察”特務支援課”の情報〜中篇
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それにあの娘には”六異将”って言う6種類の異種族達があの娘に従う………いえ、力を貸しているから実際この娘が本気になったら軍隊ともまともに渡り合えると思うわよ?」
「ええっ!?」
「いくら何でもたった7人で軍隊と戦えるなんてありえないと思うのですが……」
サラの説明を聞いたエリオットは驚き、アリサは冷や汗をかいて尋ねた。
「まあ、あの娘自身もA級正遊撃士としてトップクラスの実力を持っているけど……あの娘に力を貸している異種族達が一人一人とんでもない強さを秘めているからね。あの娘に力を貸している異種族は妖精や天使どころか、竜や大型魔獣すらもいるのよ?」
「馬鹿なっ!?」
「妖精や天使も聞き捨てなりませんけど、竜や大型魔獣ですって!?」
「しかも”従えている”ではなく”力を貸してもらう”……か……」
「よほど人徳があるのだな……」
パズモたちの説明を聞いたユーシスとマキアスは驚き、ガイウスとラウラは静かな表情でエステルの写真を見つめ
「そうね。あの娘は持ち前の明るさや相手が何者であろうと全く変わらない態度で次々と異種族達と仲良くなってね。そんなあの娘に好意を抱いたか興味が出たとか、そう言った理由で”六異将”達がそれぞれ自分達の実力より下にも関わらずあの娘に従い、力を貸しているみたいよ。」
「……………………」
サラの話を聞いたエマは複雑そうな表情でエステルの写真を見つめていた。
「ちなみにエステルが養子として引き取った孤児院出身のミント・ルーハンス・ブライトは”ブレイサーロード”と同じく貴族の爵位を持っている遊撃士である”黄金の百合”よ♪ちなみに二人とも過去の功績でリベールだけでなく、メンフィル皇族からも気にいられているそうよ。」
「ええっ!?”黄金の百合”って孤児だったんですか!?」
「ルーハンス卿が孤児院出身なのは驚いたが……何故ファラ・サウリン卿は同い年の者を”娘”として引き取ったのだろうな?」
「平民や孤児の身分から貴族へと成り上がり、あのメンフィル帝国の皇族からも特別扱いされている遊撃士達……ですか。」
「…………バレスタイン教官。二人はどの爵位をメンフィルからもらっているのだ?」
サラの説明を聞いたエリオットは驚き、ラウラは考え込み、マキアスは複雑そうな表情をし、ユーシスは真剣な表情で尋ねた。
「えっと……確かエステルが”侯爵”でミントが”伯爵”らしいわよ?」
「”四大名門”の”ハイアームズ家”や”ログナー家”、それにメアリー教官の”アルトハイム家”と同じ爵位を持っているなんて……!」
「一体どんなサクセスストーリーなのか非常に気になる……」
「情報局の方でも”ブレイサーロード”達がメンフィルから爵位を貰った経緯と
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