暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜クロスベル警察”特務支援課”の情報〜中篇
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に笑みを浮かべた後アリサ達を見回して言った。



「そりゃそうだよ〜。何てたってエレボニア帝国で恐れられているメンフィルの将軍の一人だし〜。」

「彼女程の強者まで力を貸しているとは…………」

「い、一体どんな経緯があってそんな事になっているんでしょうね……?」

「……”戦妃”がいるなんてラッキー。彼女は”闘神”を一人で討った人だし。」

サラの言葉を聞いたミリアムは苦笑しながら呟き、ラウラは驚き、エマは表情を引き攣らせ。フィーは静かな口調で呟いた。

「――――ワジ・ヘミスフィア、ケビン・グラハム、リース・アルジェント。”星杯騎士団”所属の騎士達よ。」

「”星杯騎士団”……?」

「見た所神父にシスターのようだが……まさか”七耀教会”の関係者なのか?」

サラの話を聞いたマキアスは不思議そうな表情をし、ユーシスはワジ達の写真を見つめた後尋ねた。

「へえ〜……………まさか”星杯騎士団”まで力を貸すとはね〜。しかも”守護騎士(ドミニオン)”までいるし。彼らがいるって事はクロスベルはリベールの”異変”と同じくらい状況が不味いって証拠みたいだね〜。」

「ミリアムちゃんは知っているの?」

興味深そうな表情で呟いたミリアムの言葉を聞いたエマは尋ねた。そしてサラとミリアムは”星杯騎士団”や”守護騎士”について説明した。

「し、”七耀教会”にそんな組織があるなんて…………」

「……………”空の女神(エイドス)”が遺した”古代遺物(アーティファクト)”を回収する組織にして”外法”を滅する組織か…………まさか七耀教会にそのような裏組織があるなんて…………”空の女神(エイドス)”が知ったらなんと思うだろうな……」

「……とても神父やシスターのやる事とは思えんな……」

「……私も噂程度に聞いた事ある。”西風の旅団”の仲間達の中で”星杯騎士”とやり合った仲間もいたし。」

説明を聞き終えたマキアスは信じられない表情をし、ガイウスは驚いた後辛そうな表情をし、ラウラは眉を顰め、フィーは静かに呟き

「…………………………」

(不味いわね…………”私達”の事が”星杯騎士”にバレなければいいのだけど…………しかも”守護騎士(ドミニオン)”までいるなんて、最悪としか言いようがないわ……!)

エマは表情を青褪めさせて黙り込み、セリーヌは厳しい表情で考え込んでいた。

「エマ?どうしたの?顔が真っ青よ?」

「い、いえ……!その……ちょっと驚きすぎただけです、アハハ……」

そして心配そうな表情をしたアリサに見つめられたエマは慌てた後苦笑していた。

「―――――エステル・ファラ・サウリン・ブライト。遊撃士協会所属にしてかの”ブレイサーロード”よ。」

「ええっ!?こ
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