第n+6話 駅とスーパーと空に
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パーの中に入った。
スーパーの中も見覚えがあることに夏雄はもう驚かない。美都子は野菜をキョロキョロ物色していた。
夏雄が落ち着いて周囲をぼんやり眺めていると、ふと視線を感じた。
夏雄がそちらを向くと、見覚えのある顔の中年の女が夏雄の方にチコチコ寄ってきていた。
「あら、確かあなた、そうそう、」
二会手 夏雄は、翻訳された音声に戦慄した。
「……二会手 夏雄君だったわよね?」
夏雄は自室で目を覚ますと、煮え切らないまま机の上の付箋を手に取った。
『森を見てエースにならずは夏雄君じゃない。 PS. あのおばさん、パートで夏男君のとこの病院の手伝いしてたんだって』
「…………ビビって損した」
その女によく似ている日本人は、夏雄の友人の母だった。
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