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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜時を操る精霊龍を持つ青年の物語〜
第4話:奇跡は起きるものではない、起こすものだ!
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と同時に山札から1枚引いて、手札から1枚、マナに貯めて、6枚にした。

「……それなら、俺はそれらを全て捨てる=v

「えっ?」

「っ、まさか…!?」

 ジェネラローズの言葉に二人は驚いてしまった。

「……その、まさか、だ。《ララァ》の能力で光のコマンドと光のドラゴンのコストをそれぞれ1ずつ軽減し、4マナで《導子の精霊龍 ホーマ》を召喚!」

 現れたのは右手に杖を持ち、全身が白い服に白い帽子を被った精霊の龍―――《導子の精霊龍 ホーマ》。

「《ホーマ》の登場時効果で、俺は山札からカードを1枚ドロー!その後、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えられる!」

 《ホーマ》の能力を使い、ジェネラローズは山札から1枚引き、光のコスト5以下の呪文を1枚、光太と女性に見せた。

「呪文、《ドラゴンズ・サイン》!その能力で光のコスト7以下のドラゴンを1体、コストを支払わずにバトルゾーンに出せる!」

「っ、そいつは…!?」

 ジェネラローズが見せたカードに光太は驚いてしまった。

 何故なら、彼が光太に見せたカードは……―――

「俺は俺≠召喚!」

 ―――彼自身=A《赤薔薇の精霊龍 ジェネラローズ》だからだ。

「……お、同じ怪物!?」

 ジェネラローズの前にもう一人のジェネラローズが現れたことに女性は驚いてしまった。

「俺の能力で山札から1枚ドロー!その後、光のコスト6以下のクリーチャーを1体、バトルゾーンに出せる!」

 そう言ってジェネラローズは手札から1枚、バトルゾーンに出した。

「《指令の精霊龍 コマンデュオ》をバトルゾーンに!コイツの能力で光のコスト5以下のクリーチャーを1体、バトルゾーンに出せる!《真紅の精霊龍 レッドローズ》をバトルゾーンに!コイツも俺と《コマンデュオ》と同じ、光のコスト4以下のクリーチャーを1体、バトルゾーンに出せる!《聖龍の翼 コッコルア》をバトルゾーンに!」

「ウソ……」

 1体のクリーチャーで一気に5体のクリーチャーが並べられ、女性は驚き、流石の光太も驚いていた。

「連鎖…だな…」

「……連鎖?」

 光太の呟きに女性は疑問に思い、光太に問い掛けた。

「1体のクリーチャーで大量のクリーチャーを出すことを“連鎖”って呼ぶんだ。本来は山札からクリーチャーを出すんだけど、ジェネラローズ(アイツ)は山札から1枚引いて、その後、手札からクリーチャーをバトルゾーンに出した。実質、手札は1枚しか減ってない」

「な、成る程……」

 光太の説明に女性は渋々納得した。

「これで貴様は次のターン、終わりだ!こちらには《ドラゴンズ・サイン》でブロッカーを得た《ジェネラロ
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