第一話 警四の新入り
高山 直人(たかやま なおと)は、17歳の少年。
徴兵制の銀河帝国において、15歳で銀河士官学校に入学させられた彼は、2年間の脱走計画の末その学校を脱走。
辛うじて追っ手を振り切り、レジスタンス居住区に入って保護される。
脱走反として指名手配された彼。
レジスタンス居住区には、OJTというものがあり、それによって就きたい職を自由に体験できる。
直人は、列車の運転手を目指すも、銀河中央鉄道公安室・第四警戒班・通称「警四」に配属されてしまった。
直人「新たにこの公安室に配属された、高山直人です。よろしくお願いします。」
小海はるか、岩泉翔たちといった他のメンバー達は、新入りの彼を見つめる。
そして休憩時間。
桜井あおい「どうしてここに来たの?」
直人「列車の運転手になるつもりが、警戒班に配属されちゃって。」
あおい「噂によれば、貴方は脱走者なんだって?そして警戒班だなんて、惨めね。」
直人「そんな…。」
はるか「いいと思いません?銀河鉄道を守るために戦えるのですよ?」
直人「僕はそんな戦うのが好きではないんだ。」
翔「男らしくないな、平和が好きかい?」
直人「…。」
訓練の時間になった。
射撃の訓練が行われた。
あおいは、直人に華麗な射撃テクニックを見せつけた。
直人「あおいさん、女なのに凄いですね。」
女なのにと言う発言に、あおいは怒りそうになった。
あおい「何て言ったの?女なのにと言う発言は気に入らないわ。でも、痴漢よりはましね。痴漢は即射殺、それが私の心得なの。」
夕食の時間になった。
直人は、いい食事がこれからもこんな風に送れると思いいい気分になっていた。
士官学校では粗末な食事ばかり口にしていたのだ。
こちら帝国軍
ジェダイ・ハンター「高山直人という脱走者を身代金に作戦を考えたまえ。」
帝国軍兵士「はい!」
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