機動戦艦ナデシコ
1433話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
て貰えると俺としても助かる。シャドウミラーとしては腕利きの技術者とパイロットを1人ずつ入手出来たし、俺個人としてはスレイという愛する女を手に入れる事が出来たんだ。こっちとしても、フィリオとスレイが来てくれた事に喜びこそすれ、悲しむべき事は存在しない」
「スレイの兄として、喜んでいいんだろうけど……出来ればスレイには平凡な幸せを掴んで欲しかったな」
この場合の平凡な幸せというのは、恋人の1人という訳ではなく、自分だけが恋人といったところか。
確かにそういう意味では、俺の恋人というのは平凡な幸せとは言わないだろう。
そもそも、これから先も色々な世界と関わるのは間違いのない事実であり、そして恐らくという注釈付きではあるがその世界がアニメや漫画、ゲームといった原作がある世界であれば……当然のように揉め事に巻き込まれるのは確実だろう。
いやまぁ、もしかしたらそういう戦いのない……あってもスポーツとかのスポ根漫画とか、碁や将棋といったものの漫画とかの世界に行く可能性もあるが。
だが、今まで行った世界が生身であったり人型機動兵器であったりしても歴とした戦闘があった世界だったと考えると甘い考えは持たない方がいいだろうな。
「とにかく、今はライブ会場の設営の方に集中してくれ」
「うん? ああ、勿論。これが僕の生き甲斐と言ってもいいからね。全力を尽くさせてもらうさ」
いや、生き甲斐って……ツグミの件とか、AMの件とか、宇宙を旅する件とか、どうなってるんだよ。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ