暁 〜小説投稿サイト〜
蒼き夢の果てに
第6章 流されて異界
第149話 告白。あるいは告解
[後書き]

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 敢えて言って置きますが、思念体関係の考察はこの物語内の思念体に関する考察ですよ。原作に関しては分かりません。
 そもそも、何故わざわざ肉体を持った存在を送り込む必要があるのか謎過ぎるし。
 観察がしたいのならドローンでも飛ばして置けば十分(ドラえもんの秘密道具の中にすら同種の物が存在する)だし、接触したいのならインターネットなどを介して思念体が直接コンタクトを取れば良いだけ。
 原作世界でSNSは未だ発達していないみたいだけど、パソコンや携帯電話がある以上、インターネットがないとは考えられない。
 まして、ネットで繋がっている相手が確実に現実の肉体を持っているか、どうかなんて、今のオイラでも確認のしようがない。
 ……眉村卓の『まぼろしのペンフレンド』と言うSF小説を読めば、この手のネタは昔から存在していた事が分かると思いますよ。

 ちょっと違うかも、だけど『あしながおじさん』だってこのパターンに近いか。
 ……もしかして、日本語と言う文字情報をインターネットに流す事さえ出来ないような連中なのか、この自称進化の極みに達した情報生命体は。

 それでは次回タイトルは『その火を……飛び越えるのか?』です。
 ……そう言う事で、ネタバレ回は続きます。

 追記。人でない存在が愛を知り、母性を得る事が出来るのか。
 この命題に対して挑んだ作品もあったと思う。人類が誕生してから物語を創り始めて何年になるのか分からないけど。多分、クロマニヨン人の時代には、既に物語はあったと思う。これは個人的見解に過ぎないけどね(祭祀はあった。呪術も行っていた。ネアンデルタール人を追いやったのは言語機能が彼らよりも優れていたから。ここまでの状況証拠があるのなら、何らかの創作が行われていないとは思えない)。
 詳しくはないけど、手塚治虫の火の鳥の中にあった……ような気がする(多分2772だと思うけど)。後、ファイブスターもラキシスが最終的にアマテラスの子供を産む……んじゃないかな。
 うろ覚え、かなりあやふやな知識だけどね。

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