119部分:第十四話 死者の顔その六
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のですね」
「軽いもんだぜ」
ここではこう返してみせてきた。
「そんなもんな。一向にな」
「そうですか。わかりました」
「話は終わりか?じゃあ何か食うか?」
「何かですか」
「とりあえずな。一旦辰巳のおっさんの店に行って来るぜ」
「辰巳さん!?ああ、あの人だな」
アイオリアは少し考えたがすぐにそれが誰かわかった。
「日本から来ているグラード財団の」
「厳しい爺さんが会長やってるあそこだよ」
「そういえばあの御仁は」
カミュがふと気付いたように述べた。
「奥方はおられなかったな」
「確かそうでしたね」
アフロディーテもそれに頷く。
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