外伝〜アルノール家の謝罪〜
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が……ヴァイスハイト陛下……いえ、ヴァイス様は私が知る限りの貴族の紳士の方々とは比べものにならないぐらいの素敵な殿方ですわよ♪」
「ハ、ハア…………?」
微笑みながら言ったアルフィン皇女の説明を聞いたメアリー教官は戸惑いながら頷き
(ね、ねえ、エマ。もしかしてアルフィン皇女って……)
(アハハ…………あの様子ですと一人の女性としてヴァイスハイト陛下に恋しているようですね…………)
小声で尋ねてきたアリサの言葉を聞いたエマは苦笑しながらヴァイス達を見つめていた。
「重要会議中の所、失礼します!緊急の報告があるゆえ、会議を中断する事をお許しください!プリネ姫、よろしいでしょうか!」
するとその時扉がノックされて、兵士の声が聞こえてきた。
「―――入って来て報告をしてもらって構いません。」
「ハッ!失礼します!」
そしてプリネの答えを聞いた兵士は扉を開けて会議室の中に入り
「何があったのですか?」
入って来た兵士にツーヤが尋ねた。
「ハッ!実は先程一隻の巡洋艦がこの町に近づいた上…………通信で我が軍への投降を希望している上、さらにプリネ姫と話がしたいと。」
「巡洋艦だと……?」
「一体何の為に投降して来たのでしょうか?」
兵士の報告を聞いたレーヴェは不思議そうな表情をし、ラクリールは眉を顰め
(…………まさか………………)
(あの方が姿を現したのか……?)
クレアとヴィクターは考え込みながら驚きの表情をし
(お、おい。まさかとは思うが……)
(ああ……その巡洋艦が俺達の知る巡洋艦だとしたら…………)
小声で話しかけてきたマキアスの言葉にガイウスは静かに頷き
「―――――それで、私と話をしたい者とは何者ですか?」
プリネは静かな表情で尋ね
「ハッ!エレボニア皇族、オリヴァルト・ライゼ・アルノール皇子と名乗っております!」
プリネの疑問に兵士は敬礼をして答えた。
その後プリネ達は兵士に指示をし、少しの時間が経つとオリヴァルト皇子、ミュラー少佐、ゼクス中将、エリオットの父親であるオーラフ中将が会議室に入って来た………………
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