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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜トールズ士官学院の未来〜
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ら授業の調整が必要じゃな…………」

「学生たちにかなりの負担を強いる事になりますね…………」

「いっそ歴史学は選択式にする方がいいかもしれませんね〜…………」

プリネの答えを聞いたヴァンダイク学院長、ベアトリクス教官、トマス教官はそれぞれ考え込んでいた。

「―――次に。軍事学に関しましてはエレボニアの軍事学は廃止し、メンフィルとクロスベルの軍事学……そのどちらかを学んでもらう事になります。」

「……メンフィルはともかく、クロスベルに軍事学を教えられるような人材がいるとはとても思えないがな……」

プリネの説明を聞いたナイトハルト少佐は不愉快そうな表情で呟いた。その後プリネはそれぞれの教官や生徒達に現在決まっている今後のトールズ士官学院の教育方針などについて質問に答えながら説明し、そして戦争終結後、新たな理事が決まるまでは自分が臨時の理事である事を伝え、学院側を驚かせた。



「これで一通り終わりましたね。……まだ何か質問はありますか?」

説明を終えたプリネは周囲の人物達を見回した後尋ねた。

「あ、あの……どうして私達”Z組”の同席を求めたのですか?」

するとその時エマが手を上げて尋ねた。

「そうですね…………その事については貴方が答えるのでしょう?ヴァイスハイト陛下。」

エマの質問を聞いたプリネは出入口に視線を向け

「え…………」

プリネの言葉を聞いたエマは呆け

「まさか……!」

「ヴァイスハイト皇帝がこの学院に来ているのか……!?」

マキアスとユーシスは血相を変えてプリネが視線を向けている方向を見つめた。

「―――その通りだ。」

するとヴァイス、ラクリール、クレア、アルフィン皇女、セドリック皇子が会議室に入って来た…………
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