第三十章
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「うむ、私の負けだ」
スサノオ自身も言う。
「まさかここぞという時にそうするとはな」
「咄嗟に思いついたんだよ」
「剣を投げてか」
「あんたが剣で防ぐかかわすかしたところでな」
「私が身を守ることに気を取られている間にか」
「攻撃を仕掛けることにしたんだ」
これがドライブの考えだったのだ。
「二段でな」
「そのうえでの蹴りか」
「ああ、上手くいったな」
「見事だった、ではまた会おう」
「勝ったのは今の勝負ってことか」
「そうだ、次の戦いでまた会おう」
スサノオはドライブの一撃で致命傷を受けていた、それで全身から火花と炎を出している。倒れるのが時間の問題であるのは明らかだった。
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