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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達
115部分:第十四話 死者の顔その二
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わかっている」
 応えるジークの目が鋭くなる。そのうえで言うのだった。
「必ず。聖闘士達の血をアーレス様に捧げようぞ」
「是非な。もっとも」
 しかしここでリーヴェは少し考える顔を見せた。
「今はそこまでしなくともよいな」
「はい、そうです」
 今述べたのはサリアであった。
「今は。戦えばそれでいいのですから」
「そうだったな、今はな」
 ミシェイルがサリアの言葉に頷く。
「それだけでよかったな。むしろだ」
「アーレス様がお目覚めになられるその時だ」
 今度言ったのはリゲルだった。

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