暁 〜小説投稿サイト〜
ゲート 代行者かく戦えり
装甲車両解説(日本編)その2
[13/18]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
mに対し、本車は全長が8mと長く、全高も3.2mあるなどNBC兵器分析機器のための車内容積も充分に取られている。


NBCフィルタにより車内は清浄化されており、中性子線などに対する放射線防護方法も考慮されている。自衛武装として車体中央上部左側に遠隔操作式の12.7mm重機関銃M2を1基を有する。化学防護車もそうであるように、NBC偵察車両はNBC汚染下の各種地形で活動できる防護装備と機動性を有し、かつ種々の観測・分析機材を搭載できる大きな容積を確保しうる装甲兵員輸送車の派生型とされることが多く、本車両のように専用の装甲車体を開発した例は他に無い。


化学防護車と生物偵察車の一本化及び将来の装輪戦闘車両ファミリーとの共通化を図る事により運用性が向上するほか、
整備コストやライフサイクルコストの抑制が可能になるとされている。化学防護車で検体等の採取用に車体後部に設けられていた大型のマニュピレーターは細かい作業に不向きで扱い辛い上に故障等も多く、現場からは不評であった。なので本車ではコスト削減も兼ねてマニュピレーターの装備は見送られた。代わりに車体後部にグローブボックスのような機能を持つモジュールが設置され、これを用いて車内から安全に検体等の採取を行える様になっている。






「生物偵察車」(50両)

全長:7m

全幅:2.9m

全高:3.6m(気象観測装置を除く)

重量:4t(車重は除く)

乗員数:2名


生物偵察車は、生物兵器により汚染された地域を偵察する事を目的とした、トラック型の装輪偵察車両である。陸上自衛隊の化学科が装備しており、全国の特殊武器防護隊に主に配備されている。陸上自衛隊は核兵器・化学兵器により汚染された地域を偵察する車両として化学防護車を保有しているが、生物兵器により汚染された地域を偵察する為の車両などの装備は保有していなかった。


しかし、生物兵器の世界的な拡散や、
生物剤の広域感染・無差別殺傷性が脅威として懸念されていた事から、生物兵器に対処する為の装備を導入する事となった。その一つとして導入されたのが生物偵察車であり、73式大型トラックの荷台にスミス・ディテクション社製の、生物剤雲(エアロゾル)の検知及び、炭疽菌や天然痘ウイルスといった主要な生物剤の識別を行う装置を搭載した車両である。






「16式機動戦闘車」(60両:最終的に360両調達予定)

全長:8.45m

全幅:2.98m

全高:2.87m

重量:26t

主武装:52口径105mm低反動ライフル砲(50発)

副武装:74式車載7.62mm機関銃(主砲同軸/4800発) 12.7mm重機関銃M2(砲塔上面/1200発)

エンジ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ