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Eipic10-A機械仕掛けの少女〜Bad Reunion〜
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4! 緊急事態につき現場状況を報告します!』

その内容は3rdアベニューのF23の路地裏にて、鎖に繋がれた“レリック”ケースを持ってる女の子がマンホールから這い出てきた、というものだった。そして今は意識を失ってるとの事。

『スバル、ティアナ。悪いけどお休みは一旦中断』

「いえ!」

「はいっ、問題ありません!」

なのはさんにそう返す。そして女の子への応急措置と保護の指示を受けたエリオとキャロと合流するように指示を受ける。通信が切れたことであたしは、「悪いけどデルタ」探し物が手伝えなくなったことを伝えようとしたんだけど、「あれ? 居ない・・・」デルタはもうどこにも居なかった。

「あの子の事も気になるけど、今は任務を優先しましょ!」

「あ、うん。一応近くの交番(ボックス)に連絡だけはしておくよ」

スバルの通信が終わるのを待って、「お待たせ! 行こう、ティア!」駆けだすスバルの後追う。エリオとキャロの居る3rdアベニューのF23は結構近いから、そんなに時間を掛けずに「2人とも!」合流を果たすことが出来た。

「実際に見ると本当に小さな子なんだ。ひどい・・・、服装もこんなにボロボロで・・・」

「ケースの封印処理は?」

「あ、それならキャロがやってくれました。レリックの反応を探知してガジェットがここに来ることはないとは思うんですが、その・・・」

あたしの確認にそう答えてくれたエリオが、「おそらくケースはもう1つあるかと・・・」鎖に繋がれたケースのさらに先をあたしに掲げて見せた。そこにはちょうどケース1個分の空きがあった。

「今、ロングアーチに調べてもらってます」

「そう。・・・今、なのはさんとフェイトさん、それにシャマル先生とリイン曹長がこっちに向かってくれてる。それまで現場の維持と周辺警戒ね」

「「はいっ!」」「うんっ!」

†††Sideティアナ⇒スバル†††

なのはさん達と合流して、今はシャマル先生が女の子の容体を診察。その結果、「バイタルも安定してるし、危険な反応も無し♪」とのことで、女の子はヴァイス陸曹の操縦するヘリで聖王医療院へ搬送されることになった。
そんな中、女の子が歩いて来たと思われる地下水路、それと海上にガジェットが何十機と現れたって報せが入って、『ロングアーチ。こちらスターズ2とライトニング2』ヴィータ副隊長からの通信も入った。

『あたしは海上で演習中に、んで――』

『私はカルタス捜査主任と打ち合わせ中でしたが、ナカジマ三佐の許可を貰い、スターズ2共々現場に急行中です』

『あと、もう2人援軍を連れて行きたいんだけど・・・』

『108部隊のアリサ・バニングスと・・・』

『ギンガ・ナカジマです!』

「『アリサちゃん!
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