外伝〜トールズ士官学院制圧作戦〜前篇
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這ってでも生き残り…………そして今回の内戦を起こした上、むざむざと他国に攻め入らせる隙を作った”原因”の一つである父や兄の”罪”を贖う為に必ず生き、侵略された事により立場が弱くなったエレボニアの平民共を守らねばならん!それも”貴族の義務(ノブレス・オブリージュ)”!貴様とて俺の兄や父と同じ”原因”の一人であるレーグニッツ知事の血を引く者!貴様には内戦のきっかけを作り、他国に侵略の隙を与えた者達の家族である俺達がエレボニアの平民共に対して責任を取る必要がある事がわからんのか!?」
対するユーシスは高貴な雰囲気を纏って叫び
「それは………………そう…………だよな………………」
ユーシスの叫びを聞いたマキアスは複雑そうな表情をした後肩を落として頷いた。
「父上……一体何故祖国を裏切ったのですか…………?それにあの方は本当に”槍の聖女”殿なのか…………!?」
「ラウラ…………」
「ラウラさん………」
愕然とした様子で呟いたラウラの様子を見たアリサとエマは心配そうな表情でラウラを見つめ
「空の女神よ…………どうか我らにお慈悲を…………」
「お願いします!僕達を助けて、女神さまあああああっ!!」
ガイウスはその場で強く祈り、エリオットは必死で祈り続けていた。
〜トールズ士官学院・正門入口付近〜
「クソッ!まさか”帝国解放戦線”が全滅するなんて……!グアッ!?」
「肝心な所で役に立たんとは……所詮は薄汚いテロリストか……!ギャアッ!?」
領邦軍の兵士達はメンフィル軍の兵士達によって次々と殺害されて行っていた。
「ハァァァァァァ…………!!」
「ヤァァァァァァ…………!!」
「ガッ!?」
「うあっ!?」
プリネとツーヤはそれぞれ走りながらそれぞれの武器で兵士達を斬り殺し
「クソ――――ッ!死ね―――――ッ!!」
それを見た兵士は手榴弾をプリネ達に投擲したが投擲された手榴弾は突如飛んできた矢によって貫かれて空中で爆発し
「エヴリーヌの可愛い妹を殺そうとするなんて…………楽には死なせないよ、キャハッ♪」
「グアアアアアアアアアアッ!?」
エヴリーヌは空中からクラフト――――五連射撃を手榴弾を投擲した兵士に放った。放たれた5本の矢は兵士の四肢をもぎ取り、腹の部分を貫き
「どっかーん!!」
「アアアアアアア―――――ッ!?………………」
そして止めに放ったエヴリーヌの魔術―――贖罪の雷を受けた兵士の死体は真っ黒焦げになって無惨な死体となった!
「プリネの親衛隊副隊長の癖に仕事をサボらないでよ!そんなにエヴリーヌに殺されたいの!?」
兵士を殺したエヴリーヌは他の兵士を斬り殺しているレーヴェ
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