暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜トールズ士官学院制圧作戦〜前篇
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いるプリネを見つめて信じられない表情をした。



「うわ……!凄いな、あの女騎士の人……全然槍の動きが見えないよ…………」

リアンヌの戦いを見たエリオットは信じられない表情で呟き

「え、ええ……それにあの槍……どこかで見たことがあるような……」

エマは頷いた後リアンヌを見つめながら考え込み

(”鋼の聖女”!?一体何故彼女がメンフィルと共に戦っているのよ!?)

エマの近くにいる黒猫―――セリーヌは驚きの表情をし

「―――――!!あ、ありえない…………あの騎士殿はまさか……”槍の聖女”―――リアンヌ・サンドロット卿!?」

ラウラは目を見開いて驚きの表情で叫んだ。

「何だとっ!?」

「ええっ!?それって確か”獅子戦役”で活躍した……!」

ラウラの言葉を聞いたユーシスは声を上げ、アリサは信じられない表情をし

「……レグラムの町にある石像とよく似ている…………」

「確かにそうだね〜…………って。まままま、まさか……幽霊なの〜!!??」

静かな口調で呟いたフィーの言葉を聞いたミリアムは頷いた後表情を青褪めさせて混乱しながら叫んだ。

「クッ……これからどうする!?このままだとメンフィル軍がこの学院に突入してくるぞ!?」

「抵抗しようにも武器やアークスも全て、クロウ達によって取り上げられたからな…………」

唇を噛みしめて叫んだマキアスの言葉に続くようにガイウスは静かな口調で答えた。



「――――降伏するしかあるまい。」

その時ユーシスは重々しい様子を纏って呟き

「なっ……正気かっ!?」

ユーシスの言葉を聞いたマキアスは信じられない表情をしてユーシスを見つめ

「……かつての”百日戦役”ではメンフィルは軍人の命は奪っても民達の命は奪わなかった。士官学院生の俺達は微妙な所だが…………メンフィル軍を率いる将が無駄な殺生や血が流れる事を嫌うと言われている”姫君の中の姫君(プリンセスオブプリンセス)”ならまだ可能性はある。」

見つめられたユーシスは答え

「しかもラウラのお父さんもいるから、少なくても大人しくメンフィル軍の言う事を聞いておけば僕達や学院のみんなの命までは奪わないんじゃない?」

ユーシスの説明を捕捉するかのようにミリアムが続けた。

「クッ…………!まさか君が真っ先にそんな事を提案するとは思わなかったよ!?普段はあれだけ”貴族の義務”とほざいている癖にやはり命は惜しいのか!?君は他の貴族とは若干違うと思っていたが見損なったよ!」

その時マキアスは唇を噛みしめた後ユーシスを睨んで叫び

「黙れっ!!ならば貴様は武器もアークスもなく、満足な抵抗もできずに犬死したいのかっ!?それに俺は”貴族”だからこそ、地を
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