外伝〜ルーレ、ザクセン鉄鉱山制圧作戦〜後篇
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りここが敵将がいる場所だったか。」
「偉い人は大体高い所の奥にいるのが基本ですの♪」
するとその時煙の中からエイフェリアとリューンが出てきた!
「お、女……!?」
「何だ、あの人形みたいなのは……!?」
二人を見た兵士達は混乱し
「何者だ、貴様らは……!」
ログナー侯爵は怒りの表情で2人を睨んだ。
「フッ、こういう事に関してはガルムスなら喜々と名乗り上げるのだろうがな……まあ一応わらわも名乗っておこう……―――我が名はエイフェリア・プラダ!クロスベル帝国を率いる将の一人だ!ログナー侯爵!貴様の首、貰い受けに来た!!」
「エイダ様に仕える”魔導功殻”のリューンですの!それと私は人形ではなく”魔導功殻”ですの!そこの所はよぉぉっく、覚えやがれですの!」
睨まれたエイフェリアは口元に笑みを浮かべた後名乗り上げ、リューンも続くように名乗り上げた。
「に、人形が喋ったぁっ!?」
「ク、クロスベルの将軍だと!?何時の間にそんな存在が……!」
二人の名乗りを聞いた兵士は混乱し
「こぉぉぉらああぁぁぁっ!私は人形ではなく”魔導功殻”だって何度言わせれば理解できますのっ!!」
リューンは兵士達を睨んで叫んだ。
「貴様ら……!古き伝統を持つエレボニア帝国にこのような狼藉を働き、クロスベルが唯で済むと思っているのか……!?」
その時ログナー侯爵は懐から銃を出して銃口をエイフェリアに向けて叫び
「フッ、典型的な伝統と格式に囚われた愚かな貴族だな。」
エイフェリアは嘲笑した。
「何だとっ!?貴様らっ!あの女を嬲り殺しにしろっ!!」
エイフェリアの言葉を聞いて怒鳴ったログナー侯爵は兵士達に指示をし
「イエス、マイロード!!」
指示をされた兵士達は銃剣で一斉にエイフェリアに襲い掛かったが
「甘いっ!!」
「ギャアッ!?」
「グアッ!?」
「ガッ!?」
エイフェリアはクラフト――――豪薙ぎ払いで襲い掛かって来た兵士達の首を一斉に刈り取って絶命させ
「死ね――――――――――――ッ!薄汚い簒奪者が―――――――――ッ!!」
ログナー侯爵はエイフェリアに向かって銃弾を放った。しかし!
「エイダ様には指一本触れさせませんのっ!!」
「なっ!?」
リューンがエイフェリアの前で片手で簡易結界を展開して銃弾を防ぎ
「それっ!!」
「グッ!?」
さらにもう片方の手からは小さな魔力弾を発射させ、魔力弾を銃を持つ手に受けたログナー侯爵は呻いて手から銃を取り落とし
「ログナー侯爵、覚悟っ!!」
エイフェリアは魔導槍でログナー侯爵に強襲した!
「おのれ……!おのれ――――――ッ!!
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