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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜ルーレ、ザクセン鉄鉱山制圧作戦〜前篇
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放ち、魔導槍による突きで身体を貫かれ、さらに魔導槍の装置によって発動した爆撃を受けた兵士達は次々と爆散して絶命させた!機甲兵は一番すぐに無力化できそうなリューンを狙って攻撃を仕掛けてきたが

「無駄ですの!そんな単調な攻撃、まだ魔物さんの攻撃の方がよっぽどマシですの!!」

リューンは片手の指で魔法陣を描きながら次々と回避し

「贖罪の神炎!!」

「グアアアアアアアアアアアアアア――――――ッ!?」

「ば、馬鹿な……!アーツにも耐えられる装甲だ……………ギャアアアアアアアアアアアッ!?」

魔術による聖なる炎で機甲兵達を次々と焼き尽くし

「魔導の力……思い知るがよいっ!!」

「グギャッ!?」

「ガアッ!?」

エイフェリアは魔導鎧による砲撃――――加速集中砲撃を放ち、放たれた砲撃は機甲兵の頭に命中し、頭を破壊すると共に操縦者を絶命させた!一方アハツェンはリフィアやディアーネに向かって砲撃を放って命中させた。しかし!

「ば、馬鹿な!?」

「砲撃を喰らって無傷だと……!?」

リフィアとディアーネはそれぞれ簡易結界を展開し、砲撃を防ぎ

「フハハハハ――――ッ!その程度で余の結界を破ろうなど片腹痛いわっ!レイ=ルーン!!」

「誇り高き”魔神”をその程度のガラクタで落とせると思うなっ!玄武の地走り!!」

「グアアアアアアッ!?」

「ギャアアアアアッ!?」

リフィアは極大の無属性の魔力エネルギーを放ってアハツェンを破壊し、ディアーネはすざましい衝撃波を放ってアハツェンを真っ二つにして破壊した!

「クロスベル帝国軍突撃開始ッ!!」

「メンフィル帝国軍突撃開始ッ!!リフィア殿下に後れを取るなっ!!」

「リフィア殿下付き親衛隊、突撃開始ッ!!今こそメンフィルの次代の皇帝たる偉大なるリフィア殿下の守護者たる我等親衛隊の底力、思い知らせてやれっ!!」

「オオオオオオオオオオオオォォォォォオオオオオオオオオオオ―――――――――ッ!!」

その時クロスベル、メンフィル軍の兵士達が次々と現れて領邦軍の兵士達に襲い掛かった!

「ギャアッ!?」

「おのれ……クロスベルの分際で……ガッ!?」

「援軍は……援軍はまだか―――――ッ!?グアアアアッ!?」

”貴族派”が抱える領邦軍の兵士達は決して弱くなかったが、白兵戦では右に出る者はいないメンフィル兵、ギュランドロスによって鍛え上げられた元警備隊員であるクロスベル兵の強さには敵わず次々と討ち取られ、アハツェンや機甲兵もメンフィル、クロスベルの魔導兵器や合成獣(キメラ)によって次々と破壊された!



〜同時刻・ザクセン鉄鉱山〜



同じ頃エレボニア帝国を長年支える鉄鉱山―――ザク
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