105部分:第十二話 ベルゼブブのカナンその六
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果たして我等だけかな」
「何っ!?」
「それは貴様等聖闘士とて同じだと思うが」
「へっ、少なくとも俺は全然違うぜ」
今のカナンの言葉に口の左端を歪めさせるデスマスクだった。
「俺だけはな。このデスマスク様はな」
「果たしてどうかな」
また言うカナンであった。
「貴様とて。そこのジェミニに加勢を頼まなかったのはそうではないのか」
「何をだよ。意味がわかんねえな」
「貴様一人で私に対することでジェミニに余計な負担を欠かせまいとした。違うか」
「さてな」
とぼけるデスマスクだった。
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