第二部 WONDERING DESTINY
CHAPTER#12
DARK BLUE MOONW 〜Harmit Tracer〜
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ない!! 行くわよ!! ノリアキッッ!!」
言うが速いか美女は抱えたブックホルダーを肩にかけ直しドアへ向けて駆け出す。
「解りました。急ぎましょう、ミス・マージョリー」
それとほぼ同時に花京院も彼女の後を追っていた。
「あ、おい」
そう言うジョセフを後目に、
「助かった! 礼を言うわッ! ジジイ!!」
「ありがとうございましたッ! ジョースターさん!!」
ドア前で一度振り返り、忙しなく礼ともつかない言葉を残して
二人は脱兎の如く部屋を飛び出していった。
(ジジイ……?)
美女が初めて自分に言った言葉と普段とは様子の違う美男子に、
一人部屋に残されたジョセフはポカンとなる。
そして。
「ふむ……ワシも昔は、あんなカンジだったのかのぉ」
と一人呟き、ぬるくなったコーヒーを口に運んだ。
←To Be Continued……
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