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ゲート 代行者かく戦えり
装甲車両解説(日本編)その1
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した純国産のHEAT-MPで、1991年に制式化された。HEAT-MPはHEPと同様に装甲目標と非装甲目標の両方に使用することができ、装甲目標に使用した場合は超高速・高温のメタルジェットを発生させて装甲板を穿孔し、車内の乗員を死傷させ搭載弾薬を誘爆させる。
91式HEAT-MPの装甲穿孔力は公表されていないが、360〜425mmの装甲穿孔力を持つアメリカ製のM456 HEATより装甲穿孔力が高いらしい。


「門」の向こう側の異世界である、「特別地域」(特地)に派遣された陸上自衛隊の主力戦車として使用されており、
最新式の10式戦車や90式戦車などではなく旧式である本車が派遣された理由は、人工衛星などの近代的な技術が使えないことや、万一装備を全て放棄して撤退する事態が発生した際に投棄してきても惜しくないためとされている。


現地ではアメリカから供与されたTUSK(市街戦など都市環境下での運用に適応させるための強化キット)とサイドスカートに加え、シュルツェン(二次世界大戦時のドイツの戦車の側面や砲塔等に取り付けられた増加装甲)を装着している他、機銃を更に追加装備したり、車体側面に丸太を装着するなど、自衛隊が登場する各種SF作品を研究して得られた成果を元にして、防御力向上のための改修が行われている。






「90式戦車」(450両)

全長:9.7m

車体長:7.5m

全幅:3.4m

全高:2.34m

重量:50t

速度:60km/h(不整地)

行動距離:400km

主砲:44口径120mm滑腔砲Rh120(64発)

副武装:74式車載7.62mm機関銃(主砲同軸/4800発) 12.7mm重機関銃M2(砲塔上面/1200発)

エンジン:三菱10ZG32WT
水冷2ストロークV型10気筒ターボチャージド・ディーゼル

乗員:3名


90式戦車は、第二次世界大戦後に日本国内で開発生産された主力戦車としては61式戦車、74式戦車に続く三代目にあたり、防衛庁(現・防衛省)の技術研究本部(TRDI)が10数年の期間を費やして完成させた陸上自衛隊の第3世代主力戦車に分類される。本車は当時開発が進められていた旧西ドイツのレオパルト2戦車や、
アメリカのM1エイブラムズ戦車などの西側戦後第3世代MBTに匹敵する戦車を目指して仕様の検討が続けられた。


当時の日本の仮想敵であった旧ソ連では74式戦車の制式化以前に複合装甲を備え、125mm滑腔砲を装備する戦後第3世代MBT、T-64およびT-72戦車を実戦化させており、ソ連軍及びワルシャワ条約機構軍の質的向上、量的増大による東側陣営の軍事的脅威が高まっていた時期でもある。
着上陸侵攻してくるソビエト連邦軍
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