外伝〜”氷”が溶ける時〜
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つめ
「キャアッ!(な、なんて逞しい身体つき…………!あんな素敵な容姿をお持ちながら、あんな逞しい身体つきをされているなんて…………いずれ私もあの方に……って、何てはしたない事を考えているのよ!?)」
「ヴァイス様…………まずは服を着るべきです。アルフィン皇女は恐らく”こういう事”に関しての免疫は全くないと思われますし。」
何も身につけていなく、鍛え上げられた逞しい身体つきのヴァイスの上半身の身体を見たアルフィン皇女は悲鳴を上げた後両手で顔を覆いながらも指の隙間から興味深そうな表情でヴァイスを見つめながら一瞬自分がヴァイスに抱かれる瞬間を想像した後すぐに首を何度も横に振って我に返り、リセルは呆れた表情で溜息を吐いて言った。
「ン…………?」
その時クレアは目を覚まし
「!!!???ななななななっ!?ア、アルフィン皇女!?い、一体何故ここに……!?」
そしてアルフィン皇女に気付いてすぐに起き上がって顔を真っ赤にして混乱し
「ク、クレアさん………………」
アルフィン皇女は顔を真っ赤にして何も身につけていない生まれたままの姿となっているクレアを見つめ
「クレアさんも。まずは服を着て下さい。でないとアルフィン皇女の心が落ち着きませんよ?」
「え………………――――!!!キャ………キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア――――――――――――ッ!?」
リセルに指摘されたクレアは呆けた後すぐに自分の状況に気付いて顔を真っ赤にして両手で胸を隠して屋敷全体に聞こえるような悲鳴を上げた!
「ほう。中々可愛らしい悲鳴だな。昨夜抱いた時も中々可愛い喘ぎ声を出していたがこっちの声も中々だな。」
「フフ、初めて見ましたわ、クレアさんのそう言う所を♪」
その様子を見たヴァイスは口元に笑みを浮かべ、アルフィン皇女は頬を赤く染めながらもからかいの表情になり
「と・こ・ろ・で♪ヴァイスハイト陛下、一体どうやって”あの”クレアさんをたった一晩でこんな関係になれるように口説き落としたのですか♪」
興味津々な様子でヴァイスを見つめて尋ねた。
「答えてやってもいいがその前に……プライベートの場では俺の事はリセル達が俺を呼んでいるように”ヴァイス”でいいぞ?いずれお前は俺の側室となるのだからな。」
「それなら遠慮なく……コホン。ヴァイス様♪是非、教えて下さい♪」
「実はだな…………」
そしてヴァイスはアルフィン皇女にある事を教えようとし
「ヴァイス様っ!!アルフィン皇女!!」
二人の様子を見たクレアは顔を真っ赤にして二人を睨んで怒鳴り
「ハア…………やはり”あの”オリヴァルト皇子の妹だけはありますね…………」
リセルは疲れた表情で溜息を吐
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