外伝〜バリアハート制圧作戦〜後篇
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――ッ!」
「イエス。サー!」
それを見た隊長は指揮をとって、怒涛の銃撃を2人に放ったが、”アシュラクナーナ”の軍団が二人の前に出て盾となって、銃撃を防いだ!
「なっ!?」
「に、人形兵器だとっ!?」
自分達の前に立ちはだかったアシュラクナーナを見た兵士達が混乱したその時、アシュラクナーナの軍団は一斉射撃を放った!
「グアアアアアアアアアッ!?」
「ウアアアアアアアッ!?」
一斉射撃により、全身蜂の巣にされた兵士達は絶命して次々と地面に倒れた!しかしその時、別の方向から銃撃が次々と放たれ、アシュラクナーナの一体が破壊された!そして銃撃が放たれた方向にアルとラクリールが視線を向けるとそこには鉄道の駅の入口付近に可憐な容姿を持ちながら、軍服と言う不釣り合いな服装を身につけている女性とその後ろには領邦軍とはまた別の軍服を着た軍人たちがいた。
「鉄道憲兵隊突撃開始ッ!まずは周辺の敵を掃討後、この混乱に乗じて屋敷で軟禁されているアルフィン皇女とセドリック殿下を助けます!」
「イエス、マムッ!」
女性の指示に軍人――――”革命派”に従う”鉄道憲兵隊”の兵士達は答えた後戦闘を開始し
「……あの女性は確か…………”鉄血の子供達”の一人―――――”氷の乙女”クレア・リーヴェルト!」
女性――――クレアを見たアルは驚き
「あの女………………」
ラクリールは厳しい表情で戦闘をしているクレアを睨み
「アル。奴を捕縛するぞ。援護を頼む。」
アルに視線を向けて言った。
「え??討伐じゃなくて捕縛ですか??一体何故……」
ラクリールの言葉を聞いたアルは不思議そうな表情で尋ねた。
「…………あの女を見た瞬間、わかった…………あの女は私と”同類”だ。仕える者に依存しないと生きていけないという最低の屑だ。かつてあの女と同じ立場だった身として救ってやりたい。」
「なるほど、なるほど…………同類への”憐れみ”ですか。」
ラクリールの話を聞いたアルは納得した様子で頷いた。
「それにヴァイス様ならそちらの方が喜ばれるだろう?」
「確かにそうですね……ヴァイスなら有能な者なら出身は問わずに喜々として配下に加えようとしますし、女性なら間違いなく機会あれば抱こうとするでしょうしね。」
そして口元に笑みを浮かべて言ったラクリールの話を聞いたアルは苦笑しながら頷き
「―――あの女に従う雑魚の殲滅は任せたぞ!」
「了解しました!その代わり”氷の乙女”の捕縛は貴女に任せます!」
クレア達に向かって突撃し
「海星斬り!!」
「北斗斬り !!」
「グアッ!?」
「ガッ!?」
鉄道憲兵隊の
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