暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜帝国解放戦線の最後〜
[3/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「しかし”リアクティブアーマー”か。ラインフォルトの技術力も侮れんな。」

「この様子ですと普通のアーツや魔術も効かなさそうですね……」

レーヴェとツーヤはそれぞれ警戒の表情をしていた。

「その通りだぜ!クク、貴様らは俺に嬲り殺されるのが運命だったのさっ!!」

そしてシュピーゲルは二人に攻撃を続けていた。するとその時攻撃を掻い潜った2人がそれぞれ片足に詰め寄り

「――――生憎ながら、俺達の武器にとっては”人が作った結界”如きは意味がない。―――――旋風斬!!」

「十六夜……………“破”!!」

武器による強烈な一撃を放った!すると二人の武器はシュピーゲルを覆う”リアクティブアーマー”による結界をも貫いてシュピーゲルを攻撃した!

「ガッ!?ば、馬鹿なっ!?”リアクティブアーマー”を貫くだとっ!?」

両足を攻撃された際の衝撃に呻いた操縦席にいるヴァルカンは信じられない表情で声を上げた。

「むん!受けて見よ……!剣帝の一撃を…………!!」

「これで……決めます!受けて見なさい、我が蒼き刃!ハァァァァァ………!

そして二人はそれぞれシュピーゲルから距離を取ってそれぞれの武器を構えて力を溜め

「戦場で立ち止まるとは馬鹿め!死ね――――――――ッ!!」

シュピーゲルは二人に向かって突撃した。するとその時!

「奥義!十六夜……”蒼氷斬”!!」

ツーヤが解き放った抜刀による吹雪を纏った斬撃がシュピーゲルの身体を真っ二つにし、真っ二つになったシュピーゲルの上半身は地面に落ち、下半身は落ちた上半身に躓いて転倒した!

「ががっ!?ク、クソ……!もうコイツは使えねえ!脱出して生身でぶっ殺してやるっ!」

地面に叩きつけられた際に伝わって来た衝撃に呻いたヴァルカンは自分の武器である重ガドリング砲をぶっ放して強化ガラスを割ってシュピーゲルの頭から脱出した。しかし!

「鬼炎斬!!」

「な――――――」

レーヴェが放った業火を纏った斬撃による衝撃波がシュピーゲルの頭の部分から運悪く頭だけ出してしまったヴァルカンの頭を斬り飛ばしてヴァルカンを絶命させ、さらにシュピーゲルの上半身を真っ二つにした!



「オラアッ!!」

リアンヌとヴィクターと対峙したオルディーネは双刃剣を2人に振るったが

「「!!」」

二人はそれぞれ左右に分かれて回避し

「鉄閃刃!!」

ヴィクターは跳躍してオルディーネの片腕の関節部分を攻撃した!

「グアアアアッ!?関節が弱いとはいえ、”騎神”の装甲を貫くとはどこまで化物なんだよ……!」

機甲兵と違い、”騎神”は操縦者にも機体の痛みも来る為、ヴィクターが攻撃した際の痛みを受けたクロウは悲鳴を上げた後表情を
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ