8章〜二大国の落日〜 外伝〜トリスタ侵攻戦〜
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るヴァルカンはシュピーゲルの両腕に持つ巨大な棍棒を次々と振り下ろして”アシュラクナーナ”を次々と潰して破壊した!
「同志”S”、同志”V”……!」
「す、すまない……!助かった……!」
援軍に来たシュピーゲル達を見た機甲兵の操縦者達は明るい表情をして声を上げ
「隊長機は”リアクティブアーマー”を展開しながら最前線で戦いなさい!」
「他の奴等は隊長機の援護をしろ!」
「了解!」
それぞれのシュピーゲルを操縦するスカーレットとヴァルカンの指示に機甲兵の操縦者たちはそれぞれ答え
「行くぞ!帝国解放戦線の恐ろしさ、タップリと教えてやれっ!!」
「応っ!!」
オルディーネを操縦するクロウの号令にそれぞれ大声で答えた。するとその時!
「くふっ♪そんな結界モドキでエヴリーヌ達に勝とうなんて馬鹿だね♪ゼロ・アンフィニ!!」
エヴリーヌが転移魔術によって現れ、操縦者の意志で全ての攻撃を防ぐ結界を展開するラインフォルト社”第5開発部”が開発した障壁―――”リアクティブアーマー”を展開している機甲兵に向かって膨大な闘気と魔力が込められた矢を解き放った!
「え…………グフッ!?」
解き放たれた矢は”リアクティブアーマー”を貫いて操縦者の身体をも貫き、その事に呆然としていた機甲兵の操縦者は口から大量の血を吐いて絶命し、絶命した操縦者が乗る機甲兵は地面に倒れた!
「キャハッ♪まずは一体目♪」
自分の攻撃を受けて地面に倒れた機甲兵を見たエヴリーヌは凶悪な笑みを浮かべ
「な、なんだ!?」
「こ、子供……!?」
「しかも宙に浮いているだと……!?」
「馬鹿な!?”リアクティブアーマー”を貫いただと!?」
機甲兵の操縦者たちは狼狽え
「あの小娘は…………”魔弓将”エヴリーヌ!!」
「まさか生身で”リアクティブアーマー”を貫く攻撃をするなんて……噂以上の化物だったようね……!」
ヴァルカンとスカーレットは厳しい表情をした。
「キャハッ♪ほらほらほらっ!耐えられるっ!?」
「ウアアアアアアアアアアアアッ!?」
「ギャアアアアアアアアアアアアッ!?」
その時エヴリーヌは凶悪な笑みを浮かべながら魔術――――審判の轟雷とアーツ――――ラグナドリオンによるすざましい雷を自分の周囲に連続で降り注がせ、雷を受けた機甲兵達からは次々と操縦者の悲鳴が聞こえ、絶命したり、大ダメージを受ける者達が続出し始めた!
「いい気になるんじゃねえっ!!」
それを見たオルディーネは双刃剣でエヴリーヌに襲い掛かった。しかし!
「――――――――パラスケヴァス!あの蒼い機体に攻撃を!!」
「なっ!?」
プリネの召喚によ
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