第二十章
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「人間ではない」
「おのれ・・・・・・」
「言い返す言葉がないな、ではだ」
ゴルトドライブの身体のあちこちから炎が噴き出していた、チェイサーはそのゴルトドライブの様子を見てまた言った。
「地獄に落ちろ」
「無念・・・・・・」
忌々しげにこう言ってだった、ゴルトドライブは。
派手に爆発をしてその中に消え去った、二人のライダーの戦いは彼等の勝利に終わった。
そしてだった、ドライブとシーフロイミュードとの戦いも。
ドライブの決定的な一撃でだ、シーフロイミュードは吹き飛ばされ。
ドライブに身柄を拘束されてだ、こう告げられた。
「これで終わりだ!」
「くっ、糞!」
「刑務所に戻るんだな」
「まだだ、まだ私は」
あがこうとした、だが。
そのシーフロイミュードに向けてだった、何処からか雷が飛んで来てだった。それを見た霧子が思わず叫んだ。
「進ノ介さん!」
「!」
霧子のその言葉にだった、瞬時に。
ドライブはその場から跳んでかわした、すると。
シーフロイミュードにその雷が直撃してだった、彼を瞬時に焼き尽くした。
「お母さーーーーん!」
これが最後の言葉でだった、シーフロイミュードも消え去った。それを見てだった、ドライブは身構えつつ言った。
「スサノオか」
「わかったか」
「ああ、あんたのことはもう聞いている」
既にとだ、突如として出た声に答えた。
「俺達人間と戦っている神様だな」
「如何にも」
その通りとだ、スサノオの声は答えた。
「私がスサノオだよ」
「やっぱりそうか」
「それでだが」
「あんたの目的はもうわかっている」
「そう、君達と戦うことだよ」
「それでその戦いで俺達を見てだな」
「楽しませてもらっている」
まさにという返事だった。
「常にな」
「やっぱりそうか」
「そして君達に告げよう」
「これからあんたと直接戦うんだな」
「三日後にな」
まさにその時にというのだ。
「また会おう、そしてだ」
「その時にか」
「君達の力を見せてもらおう」
「よし、見せてやる」
ドライブもこう応える。
「そしてあんたに堂々と勝ってやる」
「そうしてもらおう」
「戦いの場所は何処だ」
ここでだ、ベルトがスサノオに問うた。
「一体」
「そうだな、あのビルで待っている」
「俺達がハート達と一緒に戦ったその場所か」
「その通りだよ」
まさにそこだとだ、スサノオはドライブに答えた。
「私はその最上階で待っている」
「またあれを用意しているのか?」
もうロイミュード達は全て倒していた、それでだった。
ハートもだ、スサノオに対して問うたのだった。
「ゴルトドライブの様に」
「まさか」
「それはないか」
「私はこの姿で待ってい
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