9,第一次忍界大戦!?
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「ッナヌ!?」
新たな得物をオブジェクト化しようとしていたイスケの顔に驚愕の色が浮かぶ。
自分はまだストレージすら開けていないのに、俺の両手には既に日本のナイフがオブジェクト化しているんだ。そりゃあ焦るだろうな。
「−−クイックチェンジだ。覚えとけ」
そのまま、「シングルシュート」を放つ。銀閃はシステムアシストの赤い光をユラユラと揺らし、目の前の得物へと襲いかかる。さっと体を縮こめてダメージを減らそうとするイスケの前にふっと影が横切った。
「イスケェェェ、助太刀するでゴザルゥゥ」
空中へとジャンプしていたコタローがぎりぎりのタイミングで入り込んで、俺のナイフを無理やりガードした。さすがにダメージ判定がついたようでコタローのHPゲージが目に見えて減少する。
「コタロー、すまぬ。不覚を取った」
二人同時に着地してお互いに遠い目で友情を確認しあう忍達。なにやら「熱い友情なんたら」でステータスアップのバフが付きそうなほどだ。
「さてと、準備運動は終わったな」
もう一度クイックチェンジでナイフをオブジェクト化し、すっと構え直す。
最近はヤヨイにあわせて戦闘していたから動きは訛っているが、こいつら程度なら問題無いだろう。
「−−<旋風>クロウ、推して参る!!」
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