暁 〜小説投稿サイト〜
限りなく○○○に近いサイト
突然の登録抹消……
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 10月6日土曜日、そのサイトに『バッドノベルス ビフォー/アフター』という提案型の書き物を投稿し、その本文に追記として、他のアドレス流出被害者に呼びかけた。


   ◇     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


 追記
 上記提案とは関係のないことですが、2012/07/18 (水) 13:00にバッドノベルス運営からメールを受け取られた方、いらっしゃいませんか?
 その宛名欄に、自身を始めとする大勢の方の個人メールアドレスが載っていませんでしたか?
 シンのところに来たメールには、恐らくBCCとCCを間違えたのではないかと思えるメールが届き、たくさんの方の個人アドレスが載っています。
 同じメールを受け取られた方、確認のために本文コピペの上、下記までご連絡をください(本文のみのコピペで結構です。宛先にあるたくさんのメールアドレスは要りません。外部に漏れる危険もありますので、絶対にコピペはしないでください。良識のある方は、削除をお願い致します)。
 申し訳ありませんが、メールを受け取っておられない方は、この件についての問い合わせはご遠慮ください(混乱を避けるためです)。


 2ページ目の更新をした後、それは起こった。
 IDを入力し、パスワードを打ち込んでも、マイページに入ることが出来ないのだ。
 また、同じ入力画面に戻されてしまう。
 何度やってもそれは同じで、自分のマイページに入ることが全く出来ない。
 ――もしかして。
 おれは、トップ画面左下の、ジャンル別小説からシリアスを選び、クリックした。
 衝撃だった。
 ついさっきまでそこにあった、自分の小説が、きれいさっぱりなくなっている。
 何の警告もなく、何の事前通達もなく、おれの口を封じるために、運営が登録を抹消したのだ。
 最初に思ったのは、やはり、借りていたイラストを消しておいてよかった、ということだった。
 もし、消さずに残していたなら、このサイトのクリエイタ―ズアートに作者不明で残り続け、誰かに無断使用されていたかも知れない。
 おれはそのイラストを借りる時に、
『大切に扱い、決して誰かに無断使用されることがないよう、万全の注意を払う』
 と約束したのだ。
 それが守れたことに、ホッとした。
 もちろんそれは、相手が常識のない行動を取って来る、と予期していたからでもある。
 サイトの規約上は許されても、社会的に許されない行為を――。



 おれが、メールの流出被害者に呼びかけた途端の登録抹消――。
 体中が震えだすほどの薄ら寒さを感じた。
 ――おれは、こんなことを平気でするような人間のサイトに、登録していたのか。
 ご丁寧に、誰かが検索をかけても読まれることがないよう、キャッシ
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