ターン54 炎の幻魔と暴食の憑依
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フィールドのレベル7モンスターを除外し、デッキからカードを2枚ドローする!」
「チイッ……!」
ダイヤモンド・ドラゴンをも踏み台にし、カードをドローする三沢。なるほど、最初からあのカードを壁モンスターにして使うつもりはなかったのか。
「……カードを2枚セットし、ターンエンドだ」
「どうやら、逆転のカードは引けなかったようだナ?ドロー、スタンバイフェイズに業火のモンスター効果、自分フィールドに火の玉トークンを特殊召喚スル」
「わかっているさ、そんなこと!リバースカードオープン、デモンズ・チェーン!この効果によりその効果は無効になり、攻撃もできなくなる!」
業火が収められた壺に鎖が巻きつきがんじがらめに縛りつけ、中の怨霊が出てこれないような封印が施される。これで業火からの攻撃は防げる、だけどまだ場には2体もの攻撃可能なモンスターが存在していることに変わりはない。
「まあいいサ、フライ・ヘルの効果でマスマティシャンに捕食カウンターを乗せてオコウ」
マスマティシャン(0)→(1) ☆3→1
「バトルだ、フライ・ヘルでマスマティシャンに攻撃!」
「……いいだろう、それは通しだ」
「ならこの瞬間、フライ・ヘルの効果発動!マスマティシャンを効果で破壊シ、その元々のレベルをフライ・ヘルは喰らウ!」
マスマティシャンは、戦闘で破壊された時に1枚ドローさせる効果を持つ。フライ・ヘルのモンスター効果で破壊することで、その貴重なドローすらも奪おうという訳か。
捕食植物フライ・ヘル ☆2→5
「補給部隊の効果は効果破壊にも対応する、そちらの効果でカードを引かせてもらうぞ」
「行きナ、イフリート!効果により攻撃力を300アップさせ、ダイレクトアタックダ!」
「させるか!永続トラップ、六芒星の呪縛!六芒星の罠が相手モンスター1体を縛り付け、その行動を封じる!」
「そんな古いカードで命を繋ぐカ、忌々シイ……」
「なにせこの世界に来た時、俺のデッキは持っていなかったからな。ごく少数のカード以外は、ほとんどがアカデミアにあったありあわせの物さ」
言われてみれば、さっき使ってたUFOタートルやダイヤモンド・ドラゴンのテキストもやたら古かった気がする。ATKとかじゃなくて攻、守ってステータスが書いてあったし、リリースじゃなくて生け贄表記だったし。
「フン。これでターンエンドダ」
三沢 LP600 手札:1
モンスター:なし
魔法・罠:補給部隊
光の護封霊剣
デモンズ・チェーン(業火)
六芒星の呪縛
ブラッド・ソウル LP1700 手札:3
モンスター:炎の精霊 イフリート(攻・1・六芒星)
怨念の魂 業火(攻・1・チェーン)
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