第152話(7章終了)
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方エリィは背中に空は雷鳴が連続で轟く大嵐、火山が噴火し、大地は割れ、割れた大地からマグマが次々と噴出すると共に地震が起こり続けている幻影が見えるほどの膨大な威圧を纏って口元は微笑み、目が笑っていない状態でルファディエルを見つめ、メヒーシャは顔を真っ赤にして混乱し
「ついにやっちゃったんですか…………これは一大事です。早速皆さんにも知らせないと。」
(………本当にお前まで落とされるとは…………我の味方はどこにもおらんのか!?)
ティオはジト目でロイド達を見つめた後部屋から出て行き、ラグタスは嘆き
「ちょ、ティオ!待――――」
ティオの行動を見たロイドは慌てた様子で何かを言いかけようとしたが
「ロ・イ・ド!!どういうことか説明してもらうわよっ!?昨日は私を慰める為に抱いてくれたのに、もう他の女性を抱くなんて……!それもよりによってルファディエルさんだなんて……!そんなにルファディエルさんがいいのっ!?」
「エ、エリィ!こ、これには訳が……!あわわわわわわ…………!」
膨大な威圧を纏い、怒りの表情になったエリィに睨まれ、表情を青褪めさせて身体を震わせていた。
「まあまあ。私の方からロイドを誘ったから、そんなに怒らないであげて。」
「ルファディエルさん!もう誤魔化そうと思っても無駄ですからね?」
さらにルファディエルに宥められたエリィは膨大な威圧を纏ってルファディエルに微笑み
「フフ……今更誤魔化すつもりはないわよ。どうせその内わかる事だし。まあ、そういう訳だから貴女の予想通り、私もロイドの恋人の一人になったから、よろしくね。」
対するルファディエルも微笑みを浮かべながら答えた後指を鳴らした。すると何も身につけていないルファディエルは服を着た状態になった。
「へー…………ようやく本性を現しましたね……あれですか。ミシュラムで私に積極的になるように焚き付けたり、ロイドの”初めて”を私に譲ったのはいつでもロイドの”正妻”の座を私から奪えると確信していたから、わざと私に譲ったり焚き付けたりするようにして、自分は私がロイドの正妻の座を必死で守る様子を見て楽しんでいたんですか。もしくはせめてもの情けですか。」
「フフ、別にそんなつもりはないわよ。」
そしてエリィは顔に無数の青筋を立てて膨大な威圧を纏いながら微笑みを浮かべ続け、対するルファディエルも微笑みを浮かべて答え
(だ、誰かこの状況を何とかしてくれ…………!)
(…………………いつか私もこうなると思うと他人事とは思えないな……………………)
(くかかかかかかかっ!ロイド!やっぱりお前は我輩を笑い殺すつもりだったのだな!?くかかかかかかかっ!!)
ロイドとエリィの身体の中にいるメヒーシャは表情を青褪めさせ
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