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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
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見つめた。するとその時

「…………!そうでした……!その手がありました……!」

ある事に気付き、目を見開いたティオはエステル達の所に走って近づき

「ティオちゃん!?」

ティオの行動を見たエリィは驚いて声を上げた。

「ミントさん!わたしをナユタさん達の時代に連れて行って下さい!」

「ティ、ティオちゃん!?急に一体何を………」

ティオに呼ばれたミントは振り向いて戸惑いながら真剣な表情をしているティオに尋ね

「本物の”みっしぃ”がいる事を世界中の子供達に知らしめるいい機会です!わたしをナユタさん達の時代に連れて行って、”みっしぃ”と一緒に写っている写真を撮ってください!さあ、早く!!」

「お、落ち着いて〜!第一、そんな事をするのはさすがに色々と不味すぎるよ〜!?」

真剣な表情で自分の手を強く握って自分を見つめるティオの言葉にミントは混乱し

「アハハ……………」

「”みっしぃ”と写真を撮るにしてもまず”みっしぃ”自体を見つけないと話にならないの。」

「そうよね……しかも隠れている場所も毎回違うし……」

その様子を見ていたナユタは苦笑し、ノイが呟いた言葉を聞いたクレハは苦笑しながら呟き

「よっぽど”みっしぃ”に会いたかったのね、ティオちゃん……」

「キーアも勿論会いたいよ♪」

「クールぶっているわりにまだまだガキんちょだな……」

一方エリィは苦笑し、キーアは無邪気な笑顔を浮かべ、ランディは口元に笑みを浮かべて言った。

「ま、まあとりあえず……エステル達なら護衛としても大丈夫だし、この場は任せてもいいだろう。」

「そ、そうね……そんな事より……」

「ワジの奴がとんでもねえ所にエイドス達を案内している可能性が大でそっちの方が心配だから、ティオすけはほおっておいてワジ達を探そうぜ。」

「はーい♪」

その後ロイド達はワジ達を探して、町中を探索し始めた
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