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未来に来たんだからお土産くらい買って帰らないと損じゃない!」

「フフ、確かにそうね……それじゃあお言葉に甘えてアーサとライラ、後は私用に3個買ってもらってもいいかしら?」

「オッケー。」

「いいわよ。じゃ、3人で割り勘にしましょう。」

「わかりました。」

クレハの言葉にエステル、エオリア、ヨシュアは頷き

「ク、クレハ様!?私がいるのに、何でそんな偽物なんか買うの〜!?」

ノイは信じられない表情をした後、慌てた様子でクレハを見つめて言った。

「だって面白そうじゃない♪本物のノイと人形のノイを見比べるなんて♪」

「アハハ…………」

「どこがおもしろいのか全然わかんないの……」

笑顔で言ったクレハの言葉を聞いたナユタは苦笑し、ノイは疲れた表情で溜息を吐いた。

「あ、ここにいたんだ!」

その時ミントがエステル達に近づき

「お帰り、ミント。『龍老飯店』の予約はしておいた?」

「うん!ちなみにアドルさんも一緒みたいだよ!」

ヨシュアの言葉にミントは頷き

「なっ!?」

「ええっ!?」

「”ミレニアム”じゃねえのかよ…………!?」

「……まあ、あの人達の場合だと高級ホテルよりそっちの方がいいかもしれませんね……」

ミントの言葉を聞いたロイドとエリィは驚き、ランディは混乱し、ティオは疲れた表情で言った。



「ありがとう、ミント。……あら?この人形は…………」

一方クレハはミントにお礼を言った後”みっしぃ”の人形に気付き

「本当に”みっしぃ”の人形まであるね……ティオの話で聞いてはいたけど…………」

「あんな変な動物のどこがいいのかサッパリわからないの……」

ナユタは苦笑し、ノイは溜息を吐いた。

「そうかしら?可愛くていいと思うけど。」

二人の言葉を聞いたエオリアは目を丸くし

「……ちなみに実物はもっと大きいわよ?」

「え?クレハちゃん達の時代には本物の”みっしぃ”がいるの!?」

クレハが呟いた言葉を聞いたエオリアは驚いて尋ね

「ええ。本物はもっと大きいわよ。」

「少なくても普通の人間くらいは大きいの。」

「それと何故か変わった所に隠れていて、『みしし』と謎の鳴き声で鳴くんです。」

クレハとノイ、ナユタはそれぞれ答えた。

「ええっ!?」

「ほ、本物の”みっしぃ”が遥か昔には存在していたなんて……」

「わあ…………やっぱり”みっしぃ”はいたんだ♪」

「ハハ、その時代ならティオすけにとって天国かもしれねぇな?」

クレハたちの会話を聞いていたエリィは驚き、ロイドは信じられない表情をし、キーアは嬉しそうな表情をし、ランディは苦笑しながらティオを
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