第151話
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ら答え、ハイシェラは大声で笑い
(子孫のエイドスさんがああで、フィーナさんも時々怖かったからな…………まさかクレハもああいう所があるんじゃ……)
ナユタは恐る恐るをクレハを見つめ
「?……ねえ、ナユタ。今何か私にとって物凄く失礼な事を考えていない?」
見つめられたクレハは不思議そうな表情をしたがすぐに威圧を纏った微笑みを浮かべてナユタに尋ね
「な、何でもないよ!?(や、やっぱり似ている……!)」
尋ねられたナユタは慌てた様子で答え
「全く…………」
その様子を見ていたノイは呆れていた。
「―――それと。私はこの時代の者ではありません。本来ならこの時代に存在してはいけない者。この時代の事はこの時代に生きる人々が決める事……それが自然の”理”です。」
「うむ。もはや今の時代は人の子達によって導かれる時代……”神”にすがる時代は終わったのだ。」
「………そう…………ですか…………エイドスがそう仰るなら…………我々は受け入れるしかありませんね…………」
そしてエイドスとツァイトの話を聞いたエラルダ大司教は肩を落として頷いた。
「法皇猊下たちが聞いたらショック死しそうな言葉やな……まあ総長やったら笑い飛ばすかもしれんけど…………」
「……確かに。総長の場合はその様子が目に浮かぶくらい………………」
「フフ、是非エイドスの意志を聞いた時の反応を見たいものだねえ?」
ケビンとリースは疲れた表情で溜息を吐き、ワジは口元に笑みを浮かべて言った。
「――――そうだ。ワジさん、約束通りお父様達と一緒に今日と明日の間だけで構いませんので街案内をしてくれませんか?決戦は明後日なのですから時間がありますし。」
その時エイドスは軽く手を叩いて微笑みながらワジを見つめ
「そう言えばそんな話を朝にしていたねえ?…………喜んでエスコートさせてもらうよ。」
見つめられたワジは目を丸くした後、すぐに静かな笑みを浮かべて答えて紳士がするように恭しく一礼をし
「なっ!?」
「ええっ!?」
「ほ、本気で今からクロスベルを観光するつもりなんですか……?」
ダドリーとロイドは驚き、エリィは表情を引き攣らせ
「ええ。せっかく空き時間があるのですから有効活用しませんと♪」
エイドスは嬉しそうな表情で言った。
「なあっ!?」
「ちょ、ちょっとタイム!そいつに観光案内させるのはいくらなんでも色々とヤバイですって!」
「……どうかここは私達にお任せ下さい。」
一方エラルダ大司教は口を大きく開けて絶句し、ケビンは慌てた様子でエイドスに忠告し、リースは冷や汗をかいてエイドスを見つめて言った。
「駄目です♪貴方達が信仰している空の女
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