第十四章
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「この戦い、相当に辛いぞ」
「辛くてもな」
「それでもか」
「やるしかないだろ」
「そう言うと思っていた、ではだ」
「とことんまで戦うか」
「私達だけでな」
ベルトはマッハも頭に入れていた、そのうえでこれからの多勢に無勢の戦いに向かおうとしていた。既にシーフロイミュードは勝ち誇っているが。
シーフロイミュードは自らは後方にいてそのうえで作戦を指揮しようとしていた、マッハは彼の横にいるゴルトドライブを見つつドライブに言った。
「進兄さん、あいつは俺がやるから」
「あの二人まで一気にだな」
「うん、突っ切ろう」
「それがいいな」
「雑魚は相手にしない方がいい」
それで余計な体力を使いダメージを受けるからだ、マッハはこのことを頭に入れつつドライブに対して言う。
「親父と仁良だけだよ」
「狙うのはな」
「それが出来たらな」
無数のロイミュード達の中でだ、シーフロイミュードは今から勝ち誇っていた。
「ちょっとやそっとの数じゃないのにそれが出来るのか?」
「二人だけで出来るものか」
ゴルトドライブも言う。
「ここで貴様達に復讐を行い後はあの方のお言葉通りにする」
「あの方、か」
「やっぱりそうか」
ドライブもマッハもゴルトドライブの今の言葉に頷いた。
「これでつながった」
「ああ、こいつ等から直接言ったからな」
「それじゃあこいつ等を倒してな」
「ご本尊を引きずり出すか」
「また言うが出来たらな」
やはり勝ち誇っているシーフロイミュードだった、そして。
彼はここでだ、こうしたことも言ったのだった。
「二人だけなら何ということはない、やってしまえ!」
「そう、二人だけならな」
ここで何処からか声がした、そして。
矢が飛びロイミュードの一体を貫き一撃で爆破四散させてしまった、シーフロイミュードはその爆発を見て仰天して周りを見回した。
「何っ、誰だ!」
「仮面ライダ斬月・真だ」
こう言ってだった、その斬月・真が悠然と戦場に姿を現した。その後ろには。
龍玄とシグルド、マリカ、デュークがいた。そしてブラーボとナックル、黒影・真それにグリドン達もだ。ドライブはそのライダー達を見て言った。
「あんた達は確か」
「警視庁から要請を受けて来た」
「その声は呉島さんか」
「そうだ」
斬月・真はドライブにすぐに答えた。
「助太刀させてもらう、いいか」
「悪いな」
「礼はいい、スサノオは我々にとっても敵だ」
斬月・真は毅然とした態度でドライブに言葉を返した。
「それなら共に戦う、それだけだ」
「それじゃあか」
「兄さん、僕達はこのままロイミュード達に横から攻撃をかけよう」
龍玄が斬月・真にこう提案した。
「そしてそのうえで」
「葛葉達はだな」
「
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