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魔法少女リリカルなのは innocent 〜海鳴に住む鬼〜
鬼、出陣する
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…具体的には一体なにをすればいいんですか?菓さn「幹太だ」……幹太さん」
俺と向かい合うように座っているこの少年。ジーパンに夏には暑いと思えるフード付きの青いジャケット。短く癖のある黒髪に茶色い縁の眼鏡を掛けているこの少年が先程リンチにあっていた風峰賢斗君だ
「そうだなぁ……ちょっと待ってろ」
腕を組み、目を閉じて作戦を考える……思い出せ……アイツらの特徴を……
まず一人目、いけすかない喋り方をしていた金髪の切れ長の目をした男。アイツの装備は黄色のをメインにした軽装備、得物は弓となると……タイプは十中八九"アークビショップ"
それともう一人、豪快な喋り方をする日焼けした坊主頭の男。緑色の分厚い甲冑に大きな両手斧……俺と同じ"アーマーナイト"タイプと見て間違いないだろう
この組み合わせだと、戦法は"金髪が後衛から援護して坊主頭が前衛で相手を始末する"か"坊主頭が前衛で相手の注意を引き金髪が後衛から大火力で一網打尽にする"かのどちらかが基本的な戦法だが……
「後は……此方の戦力だな……」
俺のタイプはあの坊主頭と同じアーマーナイトタイプ……それをカスタマイズした"サムライオーガ"と言うものだ。そして、さっきの戦いを見る限り賢斗のタイプは"フェンサー"…武器は小太刀二刀流…ジャケットはなんかアサシンっぽい感じの黒いフード付きコートを着ていた。他のフェンサータイプに比べて火力はないが体が小柄で身のこなしもいいので、その分小回りが効きそうだ…
俺は前衛なので、坊主頭とマッチングするのが定石。となると……問題は金髪の方か……
「賢斗……今から作戦を伝える…いいな?」
「ハ、ハイ!」
俺は今、思いつく限りの作戦を賢斗に伝えた
「それと……お前にはこの"スキルカード"やる」
「え?これって………!」
カードを見た賢斗は表情は驚きに満ちていた
「そ、そんな……貰えませんよ……こんなレアカード……」
「今回の作戦では必須なんだ……黙って貰っとけ……」
賢斗は渋々了承して、カードをしまった
「残りの時間で作戦の練習とさっきのスキルカードを使いこなせるになってもらう……オラ、エンタークン行くぞ」
「ハ……ハイ!」
俺達は残り時間ギリギリまで練習を重ねた
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