暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは innocent 〜海鳴に住む鬼〜
鬼、出陣する
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〜海鳴市〜
今日も今日とて強い夏の日差しと燦々と輝く太陽と回りでイチャイチャしているカップルに軽い殺意を抱きながら、俺こと菓 幹太は足を進める。今日の店は改装の為お休み、俺も急遽暇になったので学校の宿題をある程度済ませて、散歩に出掛けていた。目的地はホビーショップT&H、以前エイミィさんに暇なとき来てもくれと言われたので行ってみることにした
「と〜ちゃ〜く、オ〜涼しい」
店内の冷房がとても心地いい。俺は足早にブレイブデュエルがある階へと向かった
「さーて、早速ひと勝負……の前に」
ゲームコーナーにたどり着いた途端に俺の腹の虫がなった
「腹ごしらえだな……」
近くのフードコートに立ち寄る。何を頼もうかと考えているとふとある物が目に入った。アイスクリーム売り場だ。そこには"特製濃厚抹茶アイスクリームは本日販売しておりません"とゆう貼り紙だった……少し申し訳ない気持ちになりながら俺は券売機でカレーを注文する
「スンマセン、カレー1つ」
「ハイ、畏まりました。サイズは如何なさいますか?」
サイズ?ふと先程買った券を見るとそこには(普通・大盛・超大盛・メガ盛)と書いてあった
「……普通で」
「ハイ、普通がお1つですね」
その後、渡されたカレーを持って空いているテーブルへと持っていった。ちなみに、券には書いていなかったがさらに上のギガ盛があるらしい。……過去にこの量を食べきったのは中学生位の1人の女の子だとか
「ン……ウマ……」
ウマイなここのカレー、フードコートの品とは思えん……しかし、先程から回りの視線が少し気になる。いや……原因は分かってはいるんだが。原因の1つは俺の身長、今年で192p。去年が190pだったのでまだ伸びている……それと、もう1つの原因は……
「やっぱ変か……この格好?」
俺の私服は全て"着物"だ。今日は紺色の生地に金色の松が描かれた着物に下駄を履いている。店の制服もそうなので自然と着なれてしまった。今は夏場だから着物を着ていてもあまり目立たないと思ったんだが……
「まぁ、人目気にしてたらデュエルなんかできねぇよな…」
カレーを食べ終え、いそいそとブレイブデュエルのシュミレーターへ向かう。幸運なことに、丁度一台空いていた
「さてと……設定は、"1人プレイ"の"フリートレーニング"で、ステージは"市街地"んで最後に"対戦相手求む・腕に覚えあり・全力勝負希望"……コレで完了」
シュミレーターに入り必用なゲーム設定を終わらせ。ゲームが始まる
「ん〜〜〜、久し振りだなぁ」
ステージの市街地に着くと、俺は背伸びをしながら久々にこのゲームの中に入った感覚を満喫していた
「んじゃまぁ、いきますか……久々の……リライ
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