第三章
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た。
「それではな」
「それでは?」
「私の前にも出て来るな」
そのカモラがだ。そうしてくるというのだ。
「絶対にそうしてくるな」
「ええ、とにかく歌手全員に勝手に馬車を手配してきて」
「それを理由にしてか」
「本当に勝手に仕事してきてたかってきますから」
その仕事の報酬だとだ。割高にだというのだ。
「困るんですよ。下手に逆らえばですよ」
「やられるか」
「何されるかわからないんですよ」
犯罪組織に付き物の話だった。
「だから余計に」
「そうか。ならだ」
「なら?」
「考えがある」
シャリアピンは静かに言った。
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