第149話
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爵位を与える事を考えているそうよ。ま、元々エリゼお姉さんがリフィアお姉様お付きになった時点でその話は考えていたそうだから、遠慮する必要はないわ♪」
「”伯爵”……………!」
「な、何だか実感がわかないですね、兄様…………」
レンの説明を聞いたリィンは驚き、エリゼは戸惑った。
「皆さん……無事ですか!?」
「みんな、怪我をしていない!?」
その時待機していたメンバー――――ノエルやダドリー達、そしてセシルがロイド達に近づいてきた。
「みんな…………」
「今のは一体…………それにあの巨大な樹のようなものはなんだ……!?」
ノエル達を見たロイドは複雑そうな表情をし、ダドリーは真剣な表情で尋ねたが
「――――なっ!?こ、これは…………!」
ディーターの死体に気付いて目を見開き
「ディーター・クロイスの死体……という事は…………」
「ディーターさん………………」
「……………………」
「やっぱり局長達が殺しちゃった訳?それに見かけない人形兵器もあるけど、一体何なんだい?」
リーシャは真剣な表情でヴァイス達を見つめ、セシルは辛そうな表情で呟き、ノエルは複雑そうな表情で黙り込み、ワジは真剣な表情で尋ねた。
「………ディーター・クロイスの事はある程度予想できたからまだいいとして……お前達、あの樹は一体何なんだ!?」
「そ、それは……」
「何と言ったらいいのか俺達も正直わかんねえだよな…………」
ダドリーに尋ねられたティオとランディは言いよどんだ。
「…………どうやらまだ終わりじゃないみたいだな。」
その時セルゲイやセティ達がロイド達に近づいてきた。
「課長……!それにセティ達も……!」
「下の方は大丈夫なんスか?」
「ああ、魔導兵どもが消えたんで無事タワーに乗りこめた。しかし……………」
ロイドとランディの言葉に頷いたセルゲイはディーターの死体と謎の大樹を順番に見回した。
「……いったい、何がどうなってやがる?」
「はい…………」
「それが…………」
セルゲイに尋ねられたロイド達は事情を説明した。
「そ、そんな事って……」
「まさかイアン先生が黒幕の一人だったとは…………」
「……………………」
事情を聞き終えたノエルは信じられない表情になり、ダドリーは考え込み、セシルは複雑そうな表情で黙り込み
「正直信じられませんね…………」
「どうしてこんな事をしたんだろうね〜……」
「彼にもきっと深い”闇”があったのでしょうね……」
セティ、シャマーラ、エリナは複雑そうな表情で呟いた。
「……なるほどな。政財界に国際情勢、警察にギルド、様々な裏事
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