第148話
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「例え騙されたとしても今回の件を実行したのはこの男の上”D∴G教団”の黒幕の一人でもある……………この男には被害を受けた者達の為にも責任を取らせる必要がある。―――――この男自身の命と引き換えにな。」
「テメェのくだらねぇ野望のせいで死んで行った警備隊員や市民達、”D∴G教団”の贄となったガキ共にあの世で詫びなあっ!!」
そしてヴァイスとギュランドロスは剣を突きの構えにし
「や、やめ―――――」
ディーターは後ずさりながら叫びかけたその時
「「暗君ディーター……覚悟っ!!」」
ヴァイスとギュランドロスはそれぞれの剣でディーターの身体を貫いた!
「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア――――――――ッ!?」
二人の剣によって身体を貫かれ、貫かれた場所から大量の血を流し続けるディーターは悲鳴を上げ
「おじさま――――――――ッ!」
エリィは涙を流して叫び
「―――――”D∴G教団”の糧となって死んで行った子供達にあの世で謝り、”煉獄”の炎に焼かれながら永遠に彷徨い、もがき苦しみ続けなさい!!」
レンは大鎌を振り下ろしてディーターの首を刈り取って、ディーターを絶命させた!
〜東通り〜
一方その頃キリカはタングラム門に向かう為に東出口に向かって走っていた。
「まさか”あんなもの”まであるなんて、想定外よ…………!大統領達に速く知らせないと…………!」
東通りを走っているキリカは厳しい表情で呟いた。するとその時
「―――――そうはさせませんよ。」
なんと東出口方面から漆黒の軍服を身につけた武器を構えたエルミナが道を塞ぐかのように現れた!
「!!”六銃士”―――――――――”鋼鉄の剣姫”!今は貴女に構っている暇はないわ!!」
エルミナを見たキリカは厳しい表情をした後攻撃を仕掛けたが
「おっと!エル姉には手を出させないよ〜。」
エルミナの背後から跳躍してきた漆黒の軍服を身につけたパティルナがキリカの攻撃を防ぎ
「!!”暴風の戦姫”!こんな時に限って…………!」
攻撃を防がれたキリカは二人から距離を取って偃月輪を構えたが
「―――”将”である私達がたった2人でこんな所にいる訳がないでしょう。」
「!?」
呆れた表情で言ったエルミナの言葉を聞いて目を見開いた。”アハツェン”や地上型魔導装甲――――”パフォス”と”グロウ=ロウ”、そして”アシュラクナーナ”が数体ずつと警備隊員達がキリカを包囲した!
「な……………!?まさかこれらも全てメンフィルから譲渡された……!?」
それを見たキリカは信じられない表情をし
「ええ。―――――オルキスタワー攻略を手伝った事に免
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