第148話
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たノバルティスは絶句した。
「”パテル=マテル”―――――握り潰しちゃいなさい。」
そしてレンは凶悪な笑みを浮かべて指示をし
「―――――――!」
”パテル=マテル”は目を光らせて両腕をノバルティスに伸ばし
「や、やめろ、”パテル=マテル”!創設者であるこの私を殺――――――」
何かを言いかけたノバルティスを両腕の中に閉じ込めて握り潰した!
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア―――――――――――――――――――――ッ!?」
敵を両腕で握り潰して圧死させる残虐なクラフト―――――ギガントプレスによって握り潰されたノバルティスは断末魔を上げながら絶命した!すると”パテル=マテル”の両腕から絶命したノバルティスの血が流れ出し、”パテル=マテル”は両腕で掴んでいるノバルティスを放した。するとペシャンコになり、無残な死体となったノバルティスが地面に叩きつけられた!
「!!」
「…………っ…………………」
「ひ、酷い……………」
「殺すにしてもエゲツなさすぎだろ…………!」
「………………………」
無惨な姿となったノバルティスの死体を見たロイドは目を見開いて息を呑み、ティオは辛そうな表情で目を瞑り、エリィは悲痛そうな表情をし、ランディは厳しい表情をし、キーアは辛そうな表情で黙り込み
「う……………」
「エリゼ、見るな!!」
吐き気を感じ、表情を青褪めさせたエリゼに気付いたリィンはエリゼを自分の胸の中へと抱きしめた。
「うふふ………さすがに”こんなの”があったら、みんな気持ち悪くなるからさっさと焼却した方がいいわね♪――――メルカーナの轟炎!!」
ロイド達の様子を見たレンは口元に笑みを浮かべて言った後魔術でノバルティスの死体を焼き尽くした。
「さてと。こっちも始めるか。」
「フン、そうだな。」
その時それぞれの剣を鞘から抜いたヴァイスとギュランドロスはディーターに近づき
「ま、まさか君達は本当にこの私を…………!き、君達は警察と警備隊だろうが!?そんな事をして許されると思っているのか!?」
近づいてきた二人を見たディーターは信じられない表情をした後怒鳴り
「違うな。俺達は”王”だ。」
「”王”の裁きは合法だぜぇ?」
ヴァイスとギュランドロスはそれぞれ不敵な笑みを浮かべて答え
「!!局長!司令!」
「「……………っ………」」
「………………………」
「や、やめて下さい…………!おじさまもベル達に騙された被害者なんですよ!?」
その時ロイドは声を上げ、キーアとティオは目を瞑って黙り込み、ランディは目を伏せ、エリィは悲痛そうな表情で叫んだ。
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