外伝〜”灰の騎神”ヴァリマール〜
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ロイドとエリィは不思議そうな表情をした。
「皆さん、ご無事で何よりです。」
するとその時ロイドのエニグマからエイドスの声が聞こえてきた。
「はい、何とか……!それで俺達に聞きたい事とは一体何ですか?」
「………話を聞くところ私達が戦った”神機”というとてつもない人形兵器と高確率で戦う事になりそうなのですね?」
「……はい。」
「その話を聞いてその”神機”に対抗できる古の人形兵器に心当たりがあり、その事を皆さんに教えておこうと思いまして。その兵器なら”神機”とまともにぶつかり合え、互角……いえ、ひょっとしたら互角以上に戦えるでしょう。」
「ほ、本当ですか!?」
「ほう?」
「一体どんな兵器なのか気になるな……」
エイドスの話を聞いたロイドは信じられない表情で声を上げ、ギュランドロスとヴァイスは興味深そうな表情をした。
「唯難点が一つありまして……”起動者”がいなければ、その兵器を動かす事はできないのです。」
「”起動者”………?」
「言い方からして、操縦者みたいですけど………その兵器を動かせるのはその”起動者”とか呼ばれている人でないと無理なんですか?」
エイドスの話を聞いたロイドは不思議そうな表情をし、ティオは考え込んだ後尋ねた。
「……………!?」
するとその時、身体の痣がある部分がドクンドクンと鳴りはじめた事に気付いたリィンは驚いた後痣がある部分を押さえ
「兄様……?」
リィンの様子を見たエリゼは不思議そうな表情をした。
「ティオさんの言う通り、その”起動者”と呼ばれる一族の者でしか古の人形兵器――――”騎神”は操縦できません。私の力で本来なら”試練”を超えて”封印”が解けるはずの”騎神”を近くまで召喚する事は可能なのですが…………”起動者”が”騎神”の名を呼ばなければ”騎神”は応えないのです。」
「おいおい。それじゃあ宝の持ち腐れじゃねえか………」
「私達の中にその”起動者”という一族の人がいるとはとても思えないし……………」
エイドスの説明を聞いたランディは疲れた表情で溜息を吐き、エリィは考え込み
「………その”起動者”という一族には何か特徴みたいなものはないのですか?」
ロイドは考え込んだ後真剣な表情で尋ねた。
「……そうですね……………”起動者”の一族の者は皆、人が持つ”力”とはとても思えない超越した力を持っているのですが………後はとてつもない禍々しい”気”をさらけ出し………”魔人”と似た風貌―――――銀髪と紅い瞳が特徴ですね。」
「へ……………」
「そ、それって………」
エイドスの説明
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