北方作戦
第15話 北方大海戦 U
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部隊上陸を手助けする為に艦砲射撃と航空攻撃による対地攻撃を加えていた。
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攻撃が始まって1時間以上経過した11:30(ヒトヒトサンマル)
≪ザッザッザッ……≫
陸軍制圧部隊が次々とアムチトカ島に上陸し航空機支援の下で敵地上部隊を制圧。ものの1時間も掛からず飛行場も制圧された。
飛行場の建物は攻撃でやられていたものの、幸いにも滑走路は無事で建物を建て替えれば難なく使える状態であった。
但しここまでの戦闘で翔鶴が敵重巡の攻撃で中破し、扶桑と山城も航空甲板に爆撃を受けて小破し甲板は暫し使い物にならなくなってしまった。他にも矢矧と高波が機関部に損傷を受け大破し、最上が主砲に直撃弾を喰らって第三砲塔に穴が空いて中破。
航空機も十数機程(9割が水上機)を喪失するも航空戦力は顕在。一方の陸軍制圧部隊は地上戦何ら敵の抵抗を受けなかったが、それでも損害は決して小さいものとは言えなかった。
大和「陸軍部隊より打電。“我、敵飛行場制圧に成功せり。ここは我等に任せ、貴艦らは提督より与えられし主目的を遂行せよ。”、以上です」
伊勢「そう、なら良かったわ。
全艦に告げるわ。これより本艦隊はここに残って陸軍さん達を支援する艦隊と提督からの命に従い攻撃に参加する艦隊に別れて再編成します。
私達戦艦隊は勿論増援に向かうけど、扶桑と山城とその他護衛艦は念の為ここに残って空母部隊を守って頂戴」
「「ええ(勿論よ)!」」
伊勢「残りは皆付いて来て!各艦出撃よ??」
『おお〜〜〜!』
そんな中飛行場を制圧した陸軍から通信で伊勢はAT作戦の第二段階に移る事として艦隊を再編。伊勢,日向,大和と、護衛に初春と夕雲と風雲の第一攻略部隊支援艦隊と残りのアムチトカ島護衛艦隊の二手に別れ支援艦隊は飛行場姫と第一攻略部隊が激戦を繰り広げているキスカ島沖へと艦を向けた。時は7月29日の15:12(ヒトゴウヒトフタ)だった。
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……主人公サイド……
16:49(ヒトロクヨンキュウ)の第一部隊
≪ドンドンドオォーンッ!……ズズンズガンッ!≫
≪ゴォーンッ!……ズドーーンッ!≫
飛行場姫「キャァ!」
あれから3時間以上経過したが一向に決着がつかない。相手が深海棲姫である以上は当然の話だが、飛行場姫は夜戦攻撃が通用しないという特徴を持ってる以上は速めにケリをつけないとコッチが不利になってしまう。
けど相手は深海棲姫、幾ら攻撃を加えても一向に沈む気配が無い。それどころか、性懲りも無く攻撃機を出してるから面倒にも程がある。
だがそうも言ってはいられない。何せ1時間半程前に加賀が敵の急降下で艦橋構造物と航空甲板が被弾して中破して炎上を起こして
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