北方作戦
第15話 北方大海戦 U
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と、護衛に駆逐艦夕立の6隻にて単縦線を組んで敵艦隊に対して砲撃戦を仕掛けこれを撃破する!赤城,加賀,飛龍,蒼龍4空母と護衛の吹雪,綾波,島風はあきつ丸等の第八艦隊と合流して輪形陣を組んで警戒を厳にしつつ航空攻撃で支援せよ??
尚、第三水戦は敵の新手が来ないか見張れ!敵を見つけ次第砲雷戦で持って撃破!場合によっては赤城達に航空支援を要請しろ??」
『はい!』
とはいうものの、そんな事考えても仕方がないから飛行場姫麾下の艦隊に戦いを挑む為にこちとらの艦隊を再編成に取り掛かった。
陸軍少将「いよいよですね。この戦いの最大の山場が……」
座蒲郎「その様ですね」
確かに陸軍少将の言う通りだ。この北方海域での海戦に勝つには奴等のリーダー格の飛行場姫を倒す他に無い。奇姫(正確には第一特務艦隊全員)みたいにすれば血を流さずには済むかもしれない。けれど既に多くの血が流れてるし彼女達(奇姫等)の場合は至って特別らしいから皆そうとは限らないから無理だろう。ならば止むを得ないから力でケリをつけるしか道を通っては無い。
ーーー
金剛「テートク!全艦の艦隊サイヘンセーが終わったネー??」
座蒲郎「良し分かった!
全艦に通達!“これより海戦はより激しさを増すこととなる、警戒を一層厳重にせよ??”」
『はい!』
現在日時は7月29日の13:42(ヒトサンヨンフタ)、北方海域海戦の運命を賭けた決戦がキスカ島沖にて始まりを告げた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
……アナザーサイド……
その頃、同日の10:26(ヒトマルフタロク)
≪ドンドンドォンッ!……ズッズーン!≫
≪ゴオォーーン!……ズガァーン!≫
無線封止のままアムチトカ島から1海里(約1.85km)も満たさない海域まで肉迫した第二攻略部隊は敵飛行場への攻撃が開始していた。
この時、アムチトカ島付近の敵艦隊主力は第一攻略部隊迎撃で出払っており、現在付近を守っていたのは軽巡ホ級を軸とする水雷戦隊のみで、しかも飛行場の航空機は度重なる出撃と損害でスッカリ消耗していて更に機体は故障に見舞われてマトモに稼動出来るのはたった十数機のみだった。
伊勢「主砲榴弾装填!主砲、四基八門、一斉射!」
≪ドオンッ!≫
日向「航空戦艦の真の力、思い知れ!」
≪ドンッ!≫
扶桑「主砲、副砲、撃てぇ!」
≪ドンッ!≫
山城「主砲、よく狙って、てぇーっ!」
≪ドンドンッ!≫
大和「第一、第二主砲。斉射、始め!」
≪ゴォーーンッ!≫
現実、敵勢力は第二部隊の攻撃で無力化され、アムチトカ島の深海棲艦は最早“袋の鼠”と同然だった。
現在は敵艦隊を一掃し敵飛行場攻撃と陸軍
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