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ハイスクールD×D 魔鳥と異世界記
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万全にしておかないと。マバリアの解放まではもうちょいだったか。急いで習得しないとな。










「余裕そうだけど、ライザー。私の切り札はまだ残っているわよ」

「切り札?赤龍帝は既にリタイアしているぞ。それ以上があると言うのか?」

「ええ、私の最高の騎士よ。来なさい、チョコボ!!」

「クエエエエ〜〜!!」

召喚の魔法陣から飛び出して、翼を広げて威嚇する。

「何が『呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ〜ん』よ。まあいいわ、私以外は全部敵よ。分かりやすくていいでしょ。目の前にいるライザーは一番最後でいいわ。あっ、テレポは禁止だからね」

お嬢が背中に騎乗しながら状況を教えてくれる。訓練が足りないんだからと思いながらも戦闘態勢を整えてお嬢と自分にマバリアをかける。これで準備よし。

「GO、チョコボ!!」

「クエッ!!」

屋上から飛び出し、グラウンドに集まっている女性陣に挨拶代わりのチョコメテオをプレゼントする。翼を広げて滑空して地面に降り立つ頃には、ドレスを着た金髪の少女以外は全滅していた。あれま、リレイズ持ちか。たぶん、フェニックス家の能力か。ならば、殺すつもりの全力ホーリーで、いや、算術連続ホーリーのほうがいいか?そんなことを考えながら、屋上とさらに上空から飛んでくる魔法を走り回って回避する。

「フェニックスは再生するけど、特に耐性があるわけじゃないから状態異常にすれば問題ないからね」

じゃあ、毒とブラインドでいいや。ちょちょいと少女にポイズンとブラインをかけて、壁を走ってそのまま空高くジャンプで舞い上がる。そのまま露出の高いドレスを纏ったケバいオバさんよりも高く舞い上がり、ヒップドロップの要領でジャンプを決める。着地の際になんかヤバい音が聞こえたけど気にしない。死んでなければ治療できるし、魂が残ってれば蘇生も余裕で出切るから。

「はい、ってな感じであなたの眷属は全滅よ」

「な、なんなんだ、そいつは!?」

「チョコボよ。卵の時に拾った私が一番信頼する友達であり、騎士であり、使い魔。五大龍王ぐらいなら鼻歌交じりに粉砕するわよ」

「クエックエッ」

「『さすがに粉砕は無理。逃げられるから』?貴方なら追えるでしょうが」

話しながらも小刻みにステップを踏んで、ついでにダンスを踊って挑発する。狙うは相手の最大火力の魔法だ。お嬢もそれが分かっているのかライザーを無視してくだらない話に付き合ってくれる。そして、とうとうキレて放ってきた魔法をリフレクで反射する。その現象に唖然として体を焼かれているライザーを翼で指差して二人で笑う。炎が消え、体の再生が終わってもまだ理解できていないライザーにトドメの魔法を使う。

「クエ(トード)」

「あらら、ト
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