ハイスクールD×D 魔鳥と異世界記
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もが乗ったのを確認してから立ち上がる。
「GO、チョコボ」
「キュピピー!!」
「えっ、ちょっと、速い!?」
ちょっとずつ加速なんて知りません。ダッシュと急ブレーキが俺のデフォだ。まあ、相手にもよる。さすがにもっと幼い頃はちょっとずつスピードを上げていたが、悪魔は頑丈だと知ってからはダッシュと急ブレーキがデフォになった。
「行け行け〜!!」
「ちょっと、リアス、止め「キュピキュピィーーー!!」
更にヘイストをかけてスピードを上げる。
「チョコボの好きな野菜で更に倍!!」
そう言って鼻先にお嬢がギザールの野菜を吊るす。チョコボの味覚に一番合っている野菜だ。むろん、それを求めてスピードを上げる。ふはははは、お嬢がスピードに耐えられなくなると食えるのだ。ここは全力で応えるしかないな!!
「ちょっ、まっ、あっ!!」
その言葉と共に背中が軽くなる。ちっ、調子に乗りすぎたか。アビリティに白魔法をセットしてテレポで向きだけを変える。そのまま地面に叩きつけられそうになっているソーナと地面の間に体を滑り込ませてキャッチする。
「ごめん、ソーナ。大丈夫だった?」
「待ってって、言ったのに、グスッ」
ガチ泣きされてしまい、一人と一羽でなんとか色々と慰めてから、テレポで屋敷に戻る。戻ったあとはお嬢と一緒にグレイフィアからお説教される。調子に乗ってマジですみませんでした。お嬢が解放されたあと、俺はそのまま連れて行かれ能力を全て見せるように強要された。今回はマジで反省しているので素直に系統別に分けて今の所出来ることを全てと将来的にできそうなこと、さらには鞄からポーションやエリクサーなどのアイテムも献上した。
「他に隠していることは?」
「キュピ、キュッキュッ」
「聞かれたことは全部答えたと」
「キュッキュキュ」
「これ以上、何を話せばいいのかもわからないですか」
「キュッ」
「なら、逆に聞きたいことは?よく考えればここまで話をしたこともありませんでしたから」
「キュ〜、キュピィ、キュキュキュ?」
「同族ですか。私は見たことがありませんね。図鑑にも載っていませんでしたし、名前もリアスが付けたものですから」
う〜む。前世から性欲は薄いから問題ないんだけど、生物的に問題じゃねぇか?というか、寿命がわからないってのが結構怖い。
「そういえば、大人になれば飛べると言っていましたが、どのぐらいになれば大人なのですか」
「キュピィ」
「わからないと。感覚的な物ですか」
「キュッ」
「分かりました。明日、戦闘力の確認に連れて行きますのでそのつもりで」
戦闘力の確認か。ということは結構ヤバい奴と戦わされるんだろうな。準備だけは
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