ワールドトリガー編
“サイド・エフェクト”
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「暁のトリオンは普通だよ」
迅は三雲にぼんち揚を食べながらそう言った
「えっ...?でもさっき迅さん...」
「ん...?あぁ聞こえてた?あれの意味はね」
「ちょっと待て」
「「……?」」
神瀬の突然のストップに空閑と三雲は頭にハテナを浮かべる
「おい迅、あれってなんだあれって。
もしかして人の情報勝手に漏らしてないよなぁ?」グググ
神瀬は迅の頭を握り軽く脅す
「して無いして無い(≡з≡;)
俺は暁がトリオン量が多いって事言っただけだって!」
パッ...迅のその言葉を聞いて暁は手を離した
「それならそうと早く言え」
「...?ちょっと待って、暁のトリオン量は普通なんじゃなかったの?」
空閑は今の迅のセリフに疑問を持った
「あ〜...まぁなんつーか...俺は普通なんだが...
人よりトリオンの消費が激しくないんだよ」
「どういう事ですか…?」
「えっとな〜.....簡単に言うと...
俺達のトリオン量は人それぞれ違うだろ?」
「うむ」
「その量は俺も普通だ、特別多くは無い。
でも、普通の奴もしばらくしたらトリオンも回復するのが...」
キュッキュと絵をホワイトボードに描きながら自分のトリオンについて説明する神瀬
「俺はその回復する時間が人の何倍、何百倍も早いんだよ」
「「?!」」
その言葉に三雲と空閑が目を見開く
「だから実質俺のトリオンは減ってないのと一緒っつーわけだ」
「成程...」
「それは暁先輩のサイド・エフェクトなんですか…?」
「ん?まぁそうだな」
「形は違えど実質千佳ちゃんよりトリオン量が多いのと同じなんだよ暁は」
「...なぁ、暁は小南先輩より強いのか?」
「あ?小南?」
空閑のその言葉に神瀬は反応した
「あ〜...アイツはなぁ...アイツは俺の、」
小南「ちょっと迅?!外に暁先輩の靴があったわよ?!」
神瀬が何かを言おうとしたが、突然現れた小南によってそれは防がれてしまった
「あ、小南先輩」
「お、久しぶりだな桐絵」
「!!...暁先輩っ!」
「お゙うっ」
小南が神瀬に体当たりで抱きついた事により、神瀬は体に少しのダメージを受けた
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