第一部:ゲート 開けり
事件後の地球世界 その1
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するタスクフォース141:ブラボー小隊の小隊長。コールサインは「ブラボー6(Bravo 6)」(ブラボーチームの隊長の意味)。トレードマークは、こめかみから鼻の下へ続く口髭と後頭部のハゲ。
部隊の指揮は臨機応変で、時には自ら大胆過ぎる行動に出るので予測不可能な人間だ。
4人目の名前は「ギャズ」
陸軍第22SAS連隊所属。階級は少尉。コールサインは「ブラボー5(Bravo 5)」(ブラボーチームの副隊長の意味)。ロンドン訛りの強いイギリス英語を話し、
やや口が悪い。イギリス国旗の付いた野球帽を愛用する。
プライスの副官的な存在で、彼とは作戦行動中に軽口を叩き合うなど、気心の知れた間柄。最近はその代わりをソープが務めるようになってきているので、他の隊員の面倒を見ることが多い。
5人目の名前は「ウラジミール・R・マカロフ」
テロ組織「インナーサークル」出身の現GRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)スペツナズ所属。ソビエト連邦軍のフルンゼ軍学校を卒業後、
第98親衛空挺師団の将校を務め、スペツナズに所属していた。後に「強いロシア、そしてソビエト」の再興を目指すロシア超国家主義派で、
インナーサークルの指導者であるイムラン・ザカエフの右腕となり、「狂犬」と呼ばれた程の過激派であった。その過激さと冷酷さは今でも変わらず、目的の為なら味方の犠牲や国際法に触れるような行為も平然と行う。
6人目の名前は「ユーリ」
マカロフと同じく元「インナーサークル」出身の兵士。厳密には彼らがそう名乗ったのではなく、
西側諸国やロシア政府から便宜上「インナー・サークル」と呼称されていた。
現在はロシア対外情報庁(SVR)の特殊部隊である「ザスローン部隊」に所属している。彼も元スペツナズで、体の至る所にタトゥーがあるがそれは超国家主義者の証である。性格は穏健で、マカロフをテロリストから足を洗わせ、同時にタスクフォース141に情報を提供してインナーサークル壊滅に貢献した人間でもある。
この6人はそれぞれの母国(英米露)の意向で一時的に自衛官として共同に任務に当たり、特地に眠っているだろう資源や未知の物質、それに今回の事件を引き起こした犯人を確保・裁判に掛けることを念頭に、自衛隊との共同訓練をここで行う事となっていた。その際に今日初めてロシア人の2人がタスクフォース141の4人と合流することが急遽決定し、何も知らない6人は駐屯地入口の門でばったり出会い、今に至るのだ。
場の雰囲気はかなり最悪で、ユーリとローチの2人がどうにかしようと仲間の様子を伺ったり、互いに目で会話して相談し合っているが、それを尻目に残りの4人は無言でヤクザやチンピラの様にメンチを互いに切っている。
文字通り一種
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